お久しぶりです。
お恥ずかしながら私は現在風邪を引いてダウンしております。
何とか仕事はこなしておりますが、もうろうとしている頭を必死になってフル回転させて紹介状や申し送りを作成しております。
ちなみにクリニックの方も什器や機材を少しずつ購入し設置を始めています。
余り患者さんの目に触れないところは新品同様のアウトレットや展示品で使える物は格安で購入しております。ただし何でも展示品なら安くて良いというわけにはいかず、特に患者さんの目に良く触れる物についてはクリニックのニーズやイメージに合うことを優先しています。それにスタッフのことも考え、患者さんの目につかないところも汚れが目立つ中古品は購入を控えております。
という体調なので以下、思ったことを手短に?書いておきます。
最近、保育士待遇や待機児童の話が世間を賑わせています。
今まで私が関わっていたのは主に病棟保育士さんであり、そして患者さん関係の相談事や講演会で保育園や幼稚園の先生方とも少し関わっていた程度です。
自分の知っている範囲では保育士さんたちは皆さん子供を和ませ本来の姿で遊ばせるのに長けている方々で、とても自分には出来ない仕事と常々思っています。
有る程度以上のスキルがある保育士さんを見ると、立派な専門職だと思います。
でも、保育士さんの待遇、給料はかなり実情に見合わないですよね。
そんな状況で自分に出来ることはないのかと普段からぼんやりと考えていました。
今回当院のオープニングスタッフとしては複数の保育士資格者に勤務していただけることになりました。
正確には「是非当院で一緒に働きたいと考えた方々がたまたま保育士資格保持者だった」という方が適切です。
当院は小児科クリニックなので子供への対応が多いです。その際に保育士さんとしての知識、スキルは色々と役に立つことでしょう。
更に当院で行う予定である経口食物負荷試験では2〜3時間は院内に子供たちにいてもらう必要があります。そのまま子供たちがクリニック内に3時間閉じ込められたら大抵のお子さんは飽きて泣き出したり暴れ出したりします。そんなときに保育士さんのスキルは絶大なる威力を発揮します。
医学的な説明や対応は主に医師や看護師などの役目ですが、保育士さんでも子供たちの異変を発見し、例えば「○○ちゃんの口の周りが赤くなっています」「○○ちゃんの呼吸がおかしいです」と声をかけていただくことは十分に可能ではないでしょうか。むろんそのための基礎知識と教材は提供しますし、学んでいただくことが前提です。
当院はまだ準備中のクリニックなので余り大きなことは言えませんが、今回参加してくれるスタッフや将来参加してくれるであろうスタッフに対し、保育士さんとしての資格、肩書きだけで無く専門的なスキルに対しても出来るだけ積極的に評価したいと思っています。
また、当初からは出来ませんがクリニックの運営が軌道に乗り、かつ適切な場所があれば病児保育のニーズもかなりあるのではないかと現時点では考えています。病気の時に病児保育に子供を預けて勤務できるのはかなり大きいことである、ということを特に現在の職場で学びました。
あと、蛇足かもしれませんがあえて書いておきます。
一つの資格、専門分野だけでは厳しい場合、「複数の専門分野を持つ」というのも有効な手かもしれません。
ただ「保育士」であるだけでは仕事、収入として厳しいのであれば、「保育士」×「他のスキル」を掛け合わせると貴重な人財(余談ですが「人材」というより「人財」という言葉の方が私は好きです)になる可能性があります。
例えば「保育士」×「IT」だと片方のスキルを持っている人はありふれていても両方のスキルを兼ね備えている人は意外と少ないのでないでしょうか。両方がしっかりしていれば今時、どこかで必ず特別なニーズはあるでしょう。
ちなみに当院で勤務していただく場合には例えば「保育士」×「受付、医療事務」という2つのスキルを活用していただくことになります。
そんな院長も一応「小児科、アレルギー科」×「教育工学(Instructional Design), IT」という複数の軸を持っています。複数の軸を持っていると物事の見える幅や出来る仕事の幅、更には友人の幅が広がり、人生経験としても色々興味深いです。
現状に対してみんなで声を上げることは当然大事だと思いますが、その一方自分が実際に実践したこと、する可能性が高いことを元にして私なりの提案を書いてみました。
皆様のご意見はいかがでしょうか。
(現実はもっと厳しい、などのご意見もあるかもしれませんね、、、)
もう少し体調が戻ったらクリニックのマークについても書いておきたいですね。
ではまた。
お恥ずかしながら私は現在風邪を引いてダウンしております。
何とか仕事はこなしておりますが、もうろうとしている頭を必死になってフル回転させて紹介状や申し送りを作成しております。
ちなみにクリニックの方も什器や機材を少しずつ購入し設置を始めています。
余り患者さんの目に触れないところは新品同様のアウトレットや展示品で使える物は格安で購入しております。ただし何でも展示品なら安くて良いというわけにはいかず、特に患者さんの目に良く触れる物についてはクリニックのニーズやイメージに合うことを優先しています。それにスタッフのことも考え、患者さんの目につかないところも汚れが目立つ中古品は購入を控えております。
という体調なので以下、思ったことを手短に?書いておきます。
最近、保育士待遇や待機児童の話が世間を賑わせています。
今まで私が関わっていたのは主に病棟保育士さんであり、そして患者さん関係の相談事や講演会で保育園や幼稚園の先生方とも少し関わっていた程度です。
自分の知っている範囲では保育士さんたちは皆さん子供を和ませ本来の姿で遊ばせるのに長けている方々で、とても自分には出来ない仕事と常々思っています。
有る程度以上のスキルがある保育士さんを見ると、立派な専門職だと思います。
でも、保育士さんの待遇、給料はかなり実情に見合わないですよね。
そんな状況で自分に出来ることはないのかと普段からぼんやりと考えていました。
今回当院のオープニングスタッフとしては複数の保育士資格者に勤務していただけることになりました。
正確には「是非当院で一緒に働きたいと考えた方々がたまたま保育士資格保持者だった」という方が適切です。
当院は小児科クリニックなので子供への対応が多いです。その際に保育士さんとしての知識、スキルは色々と役に立つことでしょう。
更に当院で行う予定である経口食物負荷試験では2〜3時間は院内に子供たちにいてもらう必要があります。そのまま子供たちがクリニック内に3時間閉じ込められたら大抵のお子さんは飽きて泣き出したり暴れ出したりします。そんなときに保育士さんのスキルは絶大なる威力を発揮します。
医学的な説明や対応は主に医師や看護師などの役目ですが、保育士さんでも子供たちの異変を発見し、例えば「○○ちゃんの口の周りが赤くなっています」「○○ちゃんの呼吸がおかしいです」と声をかけていただくことは十分に可能ではないでしょうか。むろんそのための基礎知識と教材は提供しますし、学んでいただくことが前提です。
当院はまだ準備中のクリニックなので余り大きなことは言えませんが、今回参加してくれるスタッフや将来参加してくれるであろうスタッフに対し、保育士さんとしての資格、肩書きだけで無く専門的なスキルに対しても出来るだけ積極的に評価したいと思っています。
また、当初からは出来ませんがクリニックの運営が軌道に乗り、かつ適切な場所があれば病児保育のニーズもかなりあるのではないかと現時点では考えています。病気の時に病児保育に子供を預けて勤務できるのはかなり大きいことである、ということを特に現在の職場で学びました。
あと、蛇足かもしれませんがあえて書いておきます。
一つの資格、専門分野だけでは厳しい場合、「複数の専門分野を持つ」というのも有効な手かもしれません。
ただ「保育士」であるだけでは仕事、収入として厳しいのであれば、「保育士」×「他のスキル」を掛け合わせると貴重な人財(余談ですが「人材」というより「人財」という言葉の方が私は好きです)になる可能性があります。
例えば「保育士」×「IT」だと片方のスキルを持っている人はありふれていても両方のスキルを兼ね備えている人は意外と少ないのでないでしょうか。両方がしっかりしていれば今時、どこかで必ず特別なニーズはあるでしょう。
ちなみに当院で勤務していただく場合には例えば「保育士」×「受付、医療事務」という2つのスキルを活用していただくことになります。
そんな院長も一応「小児科、アレルギー科」×「教育工学(Instructional Design), IT」という複数の軸を持っています。複数の軸を持っていると物事の見える幅や出来る仕事の幅、更には友人の幅が広がり、人生経験としても色々興味深いです。
現状に対してみんなで声を上げることは当然大事だと思いますが、その一方自分が実際に実践したこと、する可能性が高いことを元にして私なりの提案を書いてみました。
皆様のご意見はいかがでしょうか。
(現実はもっと厳しい、などのご意見もあるかもしれませんね、、、)
もう少し体調が戻ったらクリニックのマークについても書いておきたいですね。
ではまた。
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