こんにちは。 いつの間にか大晦日になってしまいました。 十日市場こどもクリニックの内装工事も始まりました。今はまだ白いシートに囲まれて中が見えないようですが、春になれば中が覗けるようになるかもしれませんね。 十日市場ホーメストプラザ2階東館、エレベータに向かって右側が十日市場こどもクリニックの場所になります。 斜めでわかりにくいかもしれませんが、ロゴマークと2016年5月開院予告のポスターが張ってあります。 入り口の左側だけでなく右側にも張ってあります。 さて、今回は十日市場こどもクリニックで出来ることその2:食物アレルギー診療についてです。 食物アレルギー診療のポイントを書くと以下の3つになります。 1. 赤ちゃんの湿疹はなるべく早く、しっかり治したい 10年近く前から言われ始めた話ですが、赤ちゃんの肌が荒れていると、肌から直接食べ物が体に吸収されやすくなります。そうなると食物アレルギーが起きやすくなるというのです。 逆に、食べ物を口から食べて吸収されると食物アレルギーが起きにくくなると言われています。現在、専門医ではアレルギーがある食べ物でも適切な量(これが大事!)を少しずつ食べ続け、増やすことによりたくさんの量が食べられるようになるという治療が行われるようになっています。 まず皆さんが出来ること、お願いしたいことは「赤ちゃんの湿疹はなるべく早く、しっかり治しましょう」ということになります。 赤ちゃんの湿疹が出てきて、顔や首が紅くなって気になるようでしたら近くの小児科でも皮膚科でも結構ですので是非受診し、相談してください。 ※余談ですが、院長自身は「迷ったときに念のため受診」というのは基本的に良いことだと考えています。今時はネットで情報を集めることが出来ても、どの情報が正しくて自分のお子さんに当てはまるかわかりにくい時代です。かといって周りに気軽に相談できる方も少なくて困っているというご家族もよく見受けます。そういう場合はまず小児科、当院で相談してもらっても構いません。結果的に何でも無い、様子を見て良いからそれに超したことはありません。 その代わり、その経験からご家族は子育てについての知識を学んでいただきたいと思いますし、「保護者が学ぶためのお手伝い」を当院ではしてきたいと考えております。 2. 食べ物