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2024年インフルエンザワクチン接種につきまして(まとめ)

   今日は。  お盆は明け、日の暮れるのが早くなりつつありますが相変わらずの猛暑が続きます。  幸いお子さんの風邪流行はおさまりつつありますが、大人では新型コロナウイルス感染症の方がかなり増えているようすです。  皆様、体調管理にはくれぐれもお気を付け下さい。  2024年の当院におけるインフルエンザワクチン接種に関して最初に読んでいただく文面がこのページになります。  かなりの長文になりますが当院での接種を希望なさる方は以下の文章を一通りお読みください。(要点はわかりやすい様に色などを使って強調しておきます)  その上で、それぞれの方に該当する内容のリンクを一番下に張ってありますのでそちらにお進み下さい。 ★まとめ まず、当院の2024年インフルエンザワクチン接種のまとめがこちらになります。 2024年10月7日(火)から当院でもインフルエンザワクチン接種を行います! 2022年9月16日(月・祝)8時より 当院Web予約 から受付開始予定 予めインフルエンザワクチンに関する 当院HP 、このブログを確認し御了解頂いてからの予約をお願いします。 通常の予防接種時に本人や親御さんのインフルエンザワクチンを一緒に接種します!(事前予約制) 通常の予防接種と一緒に、6ヶ月以上のお子さんと親御さん1名 はインフルエンザワクチンを接種可能です! 通常の予防接種枠ではインフルエンザワクチン「のみ」の予約は例外なく当方で予約を取り消させていただきます。繰り返す方はアカウント停止対象となります。 アレルギー外来受診時にインフルエンザワクチンを一緒に接種します! 普段のアレルギー外来受診時にご相談 ください! 多少制約があります。例えば土曜日午後のアレルギー外来では小学生未満の方の接種は行いません。 上記に当てはまらない中学生以下のお子さんは「インフルエンザ単独接種枠」の予約をお願いします。 親子で一緒に接種を希望される方は「インフルエンザ(子ども+親1名)」の項目を予約してください。 親御さんのみの接種は行いません。 当院としてのお勧めの接種回数:2023年と同じです 2歳までの方はインフルエンザワクチンを2回接種することがお勧めです。 3歳から8歳までの方で昨年インフルエンザワクチンを接種していない方も2回接種することをお勧めします。  9歳以上の方、および3歳以上で昨年イン

2024年インフルエンザワクチン(アレルギー外来受診時のインフルエンザワクチン接種)

  今日は。 このページでは、当院における2024年インフルエンザワクチン接種の方法、「アレルギー外来受診時のインフルエンザワクチン接種」について記載しています。 基本的な事項は 2024年インフルエンザワクチン接種につきまして(まとめ)のページ をご参照ください。 当院におけるインフルエンザワクチン接種の方法は以下の3つになります。 1. 通常の予防接種との同時接種  →上記については通常の予防接種との同時接種のページをご覧下さい。 2. 当院アレルギー外来通院中の患者さんと親御さんの接種     →上記についてこのページでは解説しています。 3. インフルエンザワクチン単独接種枠     →上記についてはインフルエンザワクチン単独接種枠のページをご覧下さい。 なお、上記予約を取得出来ましたら、予め 当院のインフルエンザワクチン接種前の確認事項 もお読みください。 2. 当院アレルギー外来通院中の患者さんと親御さん  今年も出来る限り、アレルギー外来でもインフルエンザワクチンを親子に接種出来ればと考えています。  アレルギー外来に関するまとめは以下の通りです。 1週~5週ごと、2024年7月以降に月1回以上アレルギー外来を定期受診されている方 アレルギー外来で2回接種が可能です。 当方でワクチン接種の予約をお取りします。 6週〜8週ごと、2024年7月以降に2ヶ月間隔以内でアレルギー外来を定期受診されている方 アレルギー外来で1回+月曜日夕方の臨時インフルエンザワクチン接種枠1回の組み合わせで接種が可能です。(ただし満員になる可能性があります) 当方でワクチン接種の予約をお取りします。 上記時間にご来院出来ない、ご希望なさる日時の予約が取れない場合は原則的に当方からの予約確保はいたしかねます。 可能な方は是非通常の予防接種・乳児健診との同時接種も御利用ください。 アレルギー外来のインフルエンザワクチン接種期間 10月7日(月)〜12月14日(土) なるべく11月中に1回以上接種を済ませることをお勧めします。 土曜日午後のアレルギー外来枠では小学生以上の方のみ接種可能です。未就学児はこの時間帯に接種出来ません。 値段 一律4,000円(年齢、回数にかかわらず) 接種回数 2歳までの方はインフルエンザワクチンを2回接種することがお勧めです。 3歳から8歳までの方で昨年

2024年インフルエンザワクチン接種につきまして(インフルエンザワクチン単独接種)

  このページでは2024年度インフルエンザワクチン単独接種枠についての説明を記載しています。  基本的な事項は2024年インフルエンザワクチン接種につきまして(まとめ)のページをご参照ください。  当院におけるインフルエンザワクチン接種の方法は以下の3つになります。 1. 通常の予防接種との同時接種     →上記については通常の予防接種との同時接種についてのページをご参照下さい。 2. アレルギー外来受診時のインフルエンザワクチン接種     →上記についてはアレルギー外来時のインフルエンザワクチン接種についてのページをご参照下さい。 3. インフルエンザワクチン単独接種     →このページで内容を記載しています。 なお、上記予約を取得出来ましたら、予め 当院のインフルエンザワクチン接種前の確認事項 もお読みください。   3. インフルエンザワクチン単独接種  普段風邪を引いた時などに当院を受診してくださる患者さん、そして十日市場地域の親子にもなるべくワクチンを接種出来ればと考えています。  一方、当院の人手と予約枠には限界がありますので誰でもいつでもウェルカム、とは言えないのが現実です。  上記1,2に該当する方は是非そちらをご利用いただければと思いますが該当しない方向けにインフルエンザワクチン単独接種枠、下の表の黄色枠を設けます。  接種回数としては基本的に以下の回数をお勧めします。  2歳までの方はインフルエンザワクチンを2回接種することがお勧めです。  3歳から8歳までの方で昨年インフルエンザワクチンを接種していない方も2回接種することをお勧めします。   9歳以上の方、および3歳以上で昨年インフルエンザワクチンを接種されている方は1回接種で良いのではないかと思います。 (ご希望があれば2回接種も承ります)  13歳以上の方はインフルエンザワクチンを毎年1回しか接種出来ません。  こちらの予約枠はお子さん1人につき1枠ずつお申し込み下さい。   お子さん1名につき親御さん1名は一緒に申し込みが可能です。ただし、成人の方単独の予防接種は取れません。 他の内科クリニックなどでの接種をお願い申し上げます。  ご面倒をおかけして恐縮ですが、 インフルエンザワクチン予防接種の枠は必ず1回分ずつご予約をお取りいただきますようお願い申し上げます。  運悪く当院で1

2024年インフルエンザワクチン接種につきまして(通常の予防接種との同時接種)

   今日は。 このページでは、当院における2024年インフルエンザワクチン接種の方法、「予防接種との同時接種」について記載しています。 基本的な事項は 2024年インフルエンザワクチン接種につきまして(まとめ)のページ をご参照ください。 当院におけるインフルエンザワクチン接種の方法は以下の3つになります。 1. 通常の予防接種との同時接種  →上記についてこのページでは解説しています。 2. 当院アレルギー外来通院中の患者さんと親御さんの接種     →これらについてはアレルギー外来受診時のインフルエンザワクチン接種のページをご覧下さい。。 3. インフルエンザワクチン単独接種枠     →上記についてはインフルエンザワクチン単独接種枠のページをご覧下さい。 なお、上記予約を取得出来ましたら、予め 当院のインフルエンザワクチン接種前の確認事項 もお読みください。 1. 通常の予防接種との同時接種 例えば10月7日〜12月21日に1歳を迎えて他のワクチンも接種するタイミングの方、そして赤ちゃんはワクチンを打つけど親御さん自身がインフルエンザワクチンを接種する時間までは作れない、という親御さんは是非こちらの枠をご利用ください。 例えばですが、、、 6ヶ月以上の方であれば、「B型肝炎ワクチン3回目」 1歳過ぎの方は 「1歳不活化ワクチン標準セット:ヒブ、肺炎球菌、4種混合」 「1歳生ワクチン標準セット:MRワクチン、水痘ワクチン、おたふくかぜ(自費)」 1歳半頃の方は「1歳半標準セット:水痘」 3〜4歳の方、9歳の方は「日本脳炎ワクチン」 年長さんは「小学校入学前標準セット:MR、おたふくかぜ(自費)」 11歳過ぎの方は「二種混合(DT)」 小学校6年生以上の女子であれば「子宮頚がん予防ワクチン(シルガード9)」  上記項目など、 通常のワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種が通常の予防接種の時間帯では可能です。  ご希望なさる方は上記と一緒に「インフルエンザ(同時接種、他ワクチンの予約必須、10月7日以降接種可)」の項目もお選びください。  当院の予防接種の時間帯を下に赤枠で示しておきます。  ちょうど他の予防接種を接種する時期に当たっている方は是非御利用下さい。  接種回数ですが、2歳までの方はインフルエンザワクチンを2回接種することがお勧めです。  3歳から

2024年度インフルエンザワクチン接種について(予約取得後、接種前の確認事項)

   今日は。   十日市場こどもクリニックのインフルエンザワクチン予防接種を申し込んでいただいた方が当日の接種前に知っておいていただきたいこと をこちらにまとめました。  当院で多くの患者さんがスムーズにインフルエンザワクチンを接種出来るようにするために皆様にもご協力をいただきたく存じます。  お手数をおかけしますが予めご確認下さい。  なお基本的な事項は 2024年インフルエンザワクチン接種につきまして(まとめ)のページ をご参照ください。  当院におけるインフルエンザワクチン接種の方法は以下の3つになります。 1. 通常の予防接種との同時接種     →上記については通常の予防接種との同時接種についてのページをご参照下さい。 2. アレルギー外来受診時のインフルエンザワクチン接種     →上記についてはアレルギー外来時のインフルエンザワクチン接種についてのページをご参照下さい。 3. インフルエンザワクチン単独接種     →上記についてはインフルエンザワクチン単独接種についてのページをご参照ください。 ★ 来院前に必ずWeb問診によるインフルエンザワクチン問診票の入力をお願い申し上げます。  当院ではインフルエンザワクチン接種も含め基本的に Web予約 と Web問診 を駆使して患者さんの診察を行っています。  インフルエンザワクチンの予約は定期通院中のアレルギー外来で接種される方以外は全て Web予約 で受け付けております。  そして インフルエンザワクチンの問診票ですが、今年も全て Web問診 で運用します。  当院の Web問診 の画像がこちらになります。PC、タブレットでも同様の画面なので以下スマホの画面で説明させていただきます。   来院前に必ず Web問診 の入力をお願い申し上げます。   親御さんも同時に接種される場合は、お子さん分だけでなく親御さん分の入力、つまり2人分の入力をお願い申し上げます。  (IDがなくても Web問診 は入力可能です)  以下、それぞれの場合について説明を記載しておきます。  1. 他の予防接種と同時接種をされる方  予防接種共通問診票とインフルエンザ予防接種問診票の両方の入力をお願い申し上げます。 2.アレルギー外来でインフルエンザワクチンを接種される方  普段から再診問診票、舌下免疫療法問診票を御利用いただい

土曜日午前に未就学児対象のアレルギー外来を増設します!

 今年も猛暑というより酷暑でしたが最近はようやく少しですが暑さが和らいだ気がします。 ただ手足口病の流行もまだ残っているようですしマイコプラズマ感染症が流行っているのが気になります。 マイコプラズマのよくある症状としては熱と咳があります。 咳はとてもありふれた症状なのですが、咳の原因の診断は意外と難しいことがあります。 当院は咳の原因の診断、治療にもかなり慣れていますので大半の方は当院で何とか出来ます。 ただどうしてもレントゲンを撮らなければ原因が分からない場合もあります。その場合には無理せず大きな病院に紹介するようにしています。 十日市場近辺で咳の続くお子さんは無理せず当院を受診していただければ幸いです。 ところで当院では予約枠の一部修正を行うことにしました。 春以外は土曜日の一般診療に多少余裕が出来ることが多く、土曜日の定期受診希望者がとても多いことから 土曜日の午前に未就学児限定のアレルギー外来の枠を設置することにしました。 アレルギー外来を定期受診されている未就学児の患者さんで土曜日午前の定期受診をご希望なさる方はお申し出頂いて空き枠があれば予約を承ります。 ただ、土曜日は比較的休診が多いので毎回ご希望通りの日時に予約が取れるとは限りませんので予めご承知おき下さい。 また、後日改めて告知させていただきますが、10月から12月の間はインフルエンザワクチン接種に伴い更なる時間枠の変更が予定されています。 では、引き続き十日市場こどもクリニックをよろしくお願い申し上げます。

小学校6年生から27歳までの女性の方、子宮頚がんワクチンはもう接種してありますか?

今日は。 最近は昨年に比べると風邪で当院を受診される方は比較的少ない印象があります。 ただ当院でも手足口病の方をちらほら見かけますし、普通の風邪や胃腸炎の方も多少いらっしゃいます。 体調管理にはくれぐれもお気をつけください。 ところで小学校6年生以上の女性の方、ご自身でもお子さんでも知り合いでも構いませんが既に子宮頚がんワクチンは接種してありますか? 特に高校3年生相当〜27歳の女性の方、子宮頚がんワクチンは既に3回接種してありますか? 子宮頚がんワクチンは一言で書くと「子宮頚がんをほぼ予防出来るワクチン」です。 子宮頚がんになる方(つまりがんによる命の危険にさらされたり子宮全摘が必要になり子供が産めなくなる方)は1万人あたり132人、子宮頚がんで亡くなる方は1万人当たり34人です。 現在主に使われている子宮頚がんワクチン、シルガード9による重い副反応が1万人に3人起きているのは事実ですが、不幸にも該当された方に対しては予防接種健康被害救済制度が設けられています。 つまり 子宮頚がんワクチンを接種しない方が接種した方より数十倍命の危険、リスクに晒される可能性が高い ことが現在では分かっています。 子宮頚がんワクチンを接種することによる副反応も決して無視は出来ませんが、それでも 子宮頚がん自体にかかるよりはワクチンを打って重い副作用が出る危険性は数十分の1で済みます 。 なお残念ながらどちらのリスクも避ける、ゼロリスクに出来る選択肢はありませんので どちらかを選ぶしかありません 。 当院では以上のデータに基づき子宮頚がんワクチン接種をお勧めしており、上記年齢に当てはまる方は成人でも予防接種の予約を承っています。 ちなみに 誕生日が1997年4月2日から2008年4月1日までの方で子宮頚がんワクチンをまだ3回接種していない方は救済措置により来年3月、2025年3月までに限り無料で接種が可能 です。 まだ一度も接種していない方が3回接種を済ませるためには少なくとも半年を要します。 つまり遡ると 上記に該当する方は2024年9月までに接種を開始しないと無料で3回接種出来ないこと になります。 有料ですと当院ではワクチン1回ごとに28,000円かかりますので3回全部有料だと84,000円かかります。正直高すぎる、、、のですがワクチンの原価が高いので当院はこの価格設定だと全然も

当院を小児かかりつけ医に登録しませんか?

今日は。 当院も2024年5月6日をもって開院8周年を迎えることが出来ました。 いままで当院を受診してくださった患者さんに御礼申し上げます。 今後ともよろしくお願い申し上げます。 当院は開院以来十日市場の小児科クリニックとして、お子さんが風邪を引いた際や調子が悪い時の診察を行い、更に検査や治療が必要と判断した場合は無理せず適切な(時には念のため、やや早めの)タイミングで小児科医の在籍する大きな病院にお子さんを紹介させていただいています。 また当院では乳児検診、予防接種を行い健康相談や育児不安に対するご相談も承っております。発達障害に関しても(色々な検査や診断が出来るほどの専門家ではありませんが)親御さんのご相談に対応させていただき、必要と判断した場合には療育センターなど専門機関の受診をお勧めしています。また発達障害があると分かっている、親御さんから申し出があった方に対しては出来る範囲内で配慮した診療をしているつもりです。 当院は十日市場の小児科として、Web予約、Web問診を入力して受診してくださる多くのお子さんと保護者の方々に対して小児かかりつけ医の機能を果たしているつもりです。 いままで当院は小児かかりつけ医制度を十分に活用していなかったのですが、色々考えた結果2024年6月からは患者さん個別の登録を開始し、本格的に小児かかりつけ医としての診療を開始することにしました。 当院を受診されている6歳未満のお子さんの保護者の方は是非以下の文章をお読み下さい。 文章の内容を簡単にまとめると ワクチン等を含めて当院を4回以上受診したことのある、現在6歳未満の患者さんは「かかりつけ医」として登録いただけます。 「かかりつけ医」にご登録いただいた方には(明らかにお子さんの調子が悪い時など)緊急時の連絡用に限定した電話番号をお伝えします。 「かかりつけ医」にご登録いただいた方は時間があるときに当院が作成した小児救急ミニeラーニングを利用可能になります。 当院が休診でも他院小児科が診療を行っている場合は他院を受診していただいても全然構いません。 内容にご賛同いただき6月以降の次回の受診時に Web問診 で予め同意書を入力、登録していただければ当方より診察時に登録者専用の電話番号やeラーニングのアドレスなどが記載された説明用紙をお渡しします。 なお上記はアレルギー外来などで定期通院

当院が大事にしていること その2:小児科医はこどもの代弁者です

こんにちは。 当院は現在大型連休をいただいております。 当院受診をご希望なさる患者さんにはこの1週間ほどはご不便をおかけしてしまい大変恐縮です。 昨年はゴールデンウィーク明けからしばらくの間院長がかなり多忙になってしまい(該当期間の記憶がほとんどありません)、その挙げ句に7月下旬にダウンして臨時休診でご迷惑をおかけしてしまいました。 その反省もあり今年は思い切って当院はゴールデンウィークに思い切ってまとまったお休みをいただくことにしました。 なので確かに長期連休はいただいているのですが、その間に遠方に旅行に行っているわけでは決してありません。 大半の日は自宅、たまにクリニックやカフェなどで溜まっているデスクワークをこなして過ごし始めています。 緑区内で当院以外のほとんどの小児科クリニックは暦通り診療を行ってくださっています。 体調がよろしくないお子さんは無理せず他院の受診をお勧めします。 ちなみに毎年以上に4月は保育園や幼稚園に入って風邪を引き始めた患者さんにご来院いただきましたが、例年よりは少し穏やかな印象でした。 すぎ花粉症の飛散具合も結果的に昨年ほどではなかったようです。 さて、当院の診療で大事にしていることの続きを書こうと思いながらなかなか筆が進まなかったのですが、まとまった時間をいただいたのでようやく書くことにしました。 第2回は「 小児科医はこどもの代弁者です 」という内容です。 第1回に記載したとおり、当院では患者さんの今だけでなく将来を見据えた治療を行っています。 今は(親御さんにとって)大した問題に見えないとしても小児科医の視点からすると将来このままではまずい、後遺症で将来お子さんが余計な負担、病気を背負う可能性がある状況を目にすることがあります。 例えば赤ちゃんの皮膚が多少荒れているのを親御さんから見るとちょっと赤い、ちょっと機嫌が悪い程度にしか思わないかも知れません。 でも分かっている小児科医、アレルギー専門医からすると「 将来本人が困るアレルギーのもと 」であり、しっかり治療をすべき状態なのです。 親御さんが今、あと数ヶ月でも1日2回、ティッシュが張り付くくらいべったりステロイドや保湿剤を頑張って塗って皮膚をきれいにしてくれればお子さんは将来色々なアレルギーで困る可能性が減るのです。 親御さんにも他にすべきことが山ほどある、仕事や家事もあり色

当院が大事にしていること その1:当院では患者さん(お子さん)の今だけでなく将来を見据えた医療を行います。

 今晩は。  2023年もあっという間に過ぎ、もう2024年が始まりました。  当院は1月5日から診療を開始しましたが、昨年末に引き続き色々な病気の方がいらっしゃいます。  インフルエンザ、プール熱(アデノウイルス感染症)、溶連菌感染症、これらに該当しない風邪の方、多少胃腸炎の方もいらっしゃいます。  体調管理にはくれぐれもお気をつけください。  更に、この週末あたりから花粉症の症状、鼻汁や鼻詰まり、目のかゆみで受診なさる方が増え出しました。  すぎの花粉症がある方は、症状が出始める1ヶ月前から薬を飲み続けた方がシーズン中の症状が軽く済むことが分かっています。(院長も先週から飲み始めました)  今年の花粉飛散量ですが、神奈川県内では昨年よりはやや少ないものの例年並みという予報です。  毎年花粉症のシーズンになると特に午後、土曜日の予約枠が一瞬で埋まる状況になります。  昨年花粉症で大変だった方はさほど混んでいない今のうちに受診しておき、薬を飲み始めることを強くお勧めします。  ところで、昨年末頃から当院の診療で大事にしていることをブログなどで公開しておくために準備を進めていました。  その結果内容が多すぎてなかなかまとまらず、公表が遅れてしまいました。  よって今後数回に分けて記事を公開することにします。  今回が第1回になります。  ★患者さん(お子さん)の今だけでなく将来を見据えた医療を行う  当院では患者さんが今だけでなく将来困らないことを重視した、将来を見据えた医療を行っています。  例えば調子が悪いお子さんが御来院された場合には風邪と判断して良いのか。自宅でこのまま「様子を見て良い」のか。  風邪であれば殆どのお子さんは自らの力で治せますので余計な薬や抗生剤は使わず本人の自然治癒力をサポートするような処方を心がけています。  それとも症状が続いた場合にお子さんが後で困る様な病気の可能性はないのか。  自宅に帰っても次にどんな状況になったら(明後日まで38℃以上の熱が続くなど)再受診が必要なのか、それとも夜間に救急病院を受診した方が良いのか。  この判断、診断はしっかり行うようにしてなるべく親御さんにお伝えするようにしています。  ただご自身の判断に自信が無い、初めてのお子さんで不安という親御さんも沢山いらっしゃると思います。  そういう親御さんとお子さんの