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11月, 2019の投稿を表示しています

今年は早くもインフルエンザが流行り出しました!(11月26日追記有り)

 今晩は。  気がついたら17時過ぎには暗くなってしまい、夜はかなり冷え込むようになりました。 色々な病気が流行ってきています。  皆様体調管理にはくれぐれもお気を付け下さい。  色々な病気の中でも余り流行って欲しくないものが既に流行り始めています。 そうなのです、十日市場および長津田地区では10日ほど前から明らかにインフルエンザが流行し始めています。  今までは年明けにインフルエンザ関連の記事を書くことが多かったのですが、今年は予め今までの記事のリンクを載せておきます。  ご興味のある方は一通りご覧下さい。改めて読み直しましたが、当院のインフルエンザに対する方針は以前と変わっておりません。 2019年のインフルエンザ関連記事 2018年のインフルエンザ関連記事 2017年のインフルエンザ関連記事  これらの記事に少し補足します。  とりあえず、 今年も当院ではゾフルーザを処方しません。  予想はしていたのですが、昨年度の時点で既に耐性ウイルスが出現し始めています。  ゾフルーザを使わなければならない状況は基本的に考えられませんので今年も明らかにインフルエンザに対しての抗ウイルス薬が必要と判断した方にはタミフル、リレンザないし(希望者で条件が合う方は)イナビルを処方させていただきます。  また、 大抵の年においてインフルエンザの流行ピークはは年明け、1月後半から2月前半です。 自分の知る限りこれが当てはまらなかったのは2002年(何故かA型が殆ど流行らなかった)と2009年(ちょうど今の時期にいわゆる「新型インフルエンザ」が大流行した)の2年間だけです。  インフルエンザワクチンをまだ接種されていない方、可能であれば年内の接種をお勧めします。  ただ、心苦しいことに当院のインフルエンザワクチンはあまり残っていません。  それでも通常の予防接種との同時接種、そして乳児健診や予防接種でいらっしゃった親御さん向けのワクチン接種は年内ギリギリまで続けさせていただきます。  また、既に当院で1回ワクチンを接種された方にはご連絡いただければ臨時枠を案内させていただきます。  よろしくお願い申し上げます。 ※11月26日追記  上記をアップしたのは11月23日ですが、本日11月26日の時点で「ゾフルーザが効かず、なおかつ通常の

午後勤務と少し土曜日勤務が可能な看護師さん、大募集中です!!

おはようございます。 11月になり朝晩は更に涼しくなってきました。 今年の秋は短く、ついこの前まで暑かったのにいつの間にかかなり涼しくなってきたように感じます。 健康管理にはくれぐれもお気を付け下さい。 さて、当院では午後勤務可能な看護師さんを大募集しています。 当院の採用情報、スタッフ募集のコンセプトは 当院ホームページの該当箇所 に詳しく記載しています。 是非ご参照ください。 一部重複しますが大事な点を2つを記載しておきます。 ★ 当院のスタッフが当院での勤務と家庭との両立が可能な、長く働ける職場を目指しています。  皆様ご存じかと思いますが、当院は予約優先制としています。  予約なしで直接来院される方もできる限りは診察しておりますが、原則的に予約の方を優先して診察させていただく結果かなりお待たせすることがありますし、状況次第では診察をお断りすることもあります。  スタッフ側から見ると、これは勤務時間が無限に延長されずスタッフの帰りを待つ家族をエンドレスで待たせない、仕事と家庭を両立しやすい職場ということに繋がります。  午前、午後とも30分程度勤務延長になることは時折ありますが、1時間以上の勤務延長は滅多にありません。  また家庭の事情、お子さんの行事などによる早退、欠勤も可能な限り許可しています。  (その結果、時折院長1人で診察だけでなく鼻吸引や検査などもしております、、、) ★ 午後、土曜日に働ける方を大募集しています!  当院では開院初期から長期間勤務してくださっているスタッフも多数在籍していますが(=働きやすい職場の1つの証拠と考えています)午後や土曜日に勤務出来るスタッフがなかなかいないのが悩みの種です。  週2回以上(経験上週2回以上働いていただいた方が能力を維持しゃすいです)平日午後、そして土曜日午前も毎週ではなくても良いのである程度働ける方を募集しています。  午後勤務については少し、ささやかですが時給をアップしています。 現在スタッフ募集記事を某看護師求人媒体にも掲載中ですので、当院に興味を持たれた看護師さんはそちらもご参照いただけると宜しいかと存じます。 当院のコンセプトに共感していただけて興味を持たれた方、是非気軽にご連絡ください! お待ち申し上げます!!  

日本小児アレルギー学会で舌下免疫療法を中心に学んできました!

今晩は。 11月2日、土曜日は休診にさせていただき日本小児アレルギー学会に参加させていただきました。 1年を通して余程のことがなければ参加している学会が2つあるのですが、そのうちの1つがこの日本小児アレルギー学会です。 当院が小児アレルギー専門クリニックであり続けるためには常にアレルギーの知識をアップデートし続けなければなりません。 そのためには学会で学ぶことが一番手っ取り早いと感じています。 今回はダニアレルギーやスギ花粉症の舌下免疫療法について主に学んできました。 まず、最近の研究結果から大人だけでなく子供でもスギ、ダニとも舌下免疫療法は有効であることが分かりつつあります。スギの舌下免疫療法は薬が錠剤に変わった結果以前より早い段階で、治療を始めてから初めての花粉シーズンでも多くの方は治療効果が出てきているようです。ダニの免疫療法も半年続ければ多くの方で効果が出てくるようです。 基本的に舌下免疫療法は毎月1回は通院が必要になりますので現実的に通えるクリニックで行う事が望ましい、つまり当院は十日市場近辺の親子を対象に治療を行いたいと考えております。 当院は小児科クリニックですが舌下免疫療法については大人でも子供でも治療効果も副作用も対応がほぼ一緒であるため、アレルギー性鼻炎やスギ花粉症で悩まれている方は親御さん、つまり大人でもお子さんでもプロとして対応が可能です。 一方、最初の1ヶ月は治療薬の副作用が出ることが多いのですがその対処、ノウハウも蓄積されつつあります。当院でも最初の頃は強い副作用が出た方への対応に難渋していたのですが、今であれば殆どの方の対応が出来そうです。 舌下免疫の薬を処方するだけでしたらeラーニングで学び処方の認可が出ればどんな先生でも出来るのです。治療に慣れていない先生でも、その後知識をアップデートしていない先生でも薬の処方は出来ます。 ただし実際には治療を始めた最初の頃に副作用でびっくりしたり、かなりひどい副作用で(たまにあります)辛い目に遭い治療を挫折したり、効果や目安が分からずモチベーションが下がってしまいなかなか治療を続けられず挫折する方が多数いらっしゃるのが現実です。 そういう意味では舌下免疫療法は決して「夢の治療」ではありません。 当院としてはアレルギー専門医として、副作用が出たときのトラブルシューティン