今日は。 だんだん外も暖かくなってきました。 ただ3月に入って色々な風邪や胃腸炎で当院を受診される方が多少増えています。 体調管理にはくれぐれもお気を付け下さい。 さて、当院には風邪を引いたお子さんだけでなく食物アレルギーの方も多く通院されています。 小さいお子さんの食物アレルギーは数ヶ月単位で症状が変わってくることもあるのでこまめに診察させて頂いていますが、小学校以上のお子さんの食物アレルギーは良くも悪くもすぐに状況が動かないことが多いです。 なので、該当する患者さんと親御さんには例外なく春休み、夏休み、冬休みを目安に受診していただく様にお話しをさせて頂いております。 実際に、受診間隔が空きすぎると症状が出たこと自体を忘れたり、どんな状況で出たかなど忘れてしまう患者さんが多々あります。 また、医学の進歩により食物アレルギーに関しても新たな診断・治療が開発されたり、方針が変わることがあります。 更に、受診間隔が空きすぎると症状が出たこと自体を忘れたり、どんな状況で出たかなど忘れてしまうことが多々あります。 今までは口頭で上記を説明させて頂いておりましたが、残念ながら御理解いただけず春の時期だけに書類(生活管理指導表)を書いて欲しい、とご来院される患者さんが時折いらっしゃるのも事実です。 そうなると以前と違い色々な検査が出来たり治療が出来たりするのにそのタイミングを逃してしまっている患者さんも時折見かけます。つまり、患者さんにとっては損をしている可能性があるわけです。 当院としては受診していただける患者さんには、開院以来一貫して患者さんや親御さんの無理がない範囲内で(年3回程度の受診であれば無理がない範囲内と認識しています)専門医として最善を尽くさせて頂いているつもりです。 今までは口頭でのみ説明をさせて頂いておりましたが、それだけでは行き違いが生じていると判断して以下の紙を皆様にお渡しする方針とさせていたただきます。 小学生以上の食物アレルギー診療で当院を受診される方には御理解いただければ幸いです。 そして、新しい検査や治療が専門施設で可能になったり、転居などに伴い当院の定期通院が難しくなった患者さんに関しては信頼できる他病院を紹介させていただいております。(ただし紹介状作成のために数日お時間を頂きます。) では、今後ともよろしくお願い申し上げます。