スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

地域の子どもたちを、クリニックの中と外から

  こんにちは。 暑い日が続いておりますが、皆様お変わりないでしょうか。体調管理にはくれぐれもお気をつけください。 さて、今回は当院の診療から少し離れて、院長がクリニックの外で地域のために担わせていただいている役割をご紹介します。 診察室でお会いする姿とはまた別の形でも、地域の子どもたちの健康に関わらせていただく機会が少なくありません。 クリニックの外でも、子どもたちのために 十日市場こどもクリニックの院長は、日々の診療に加えて、地域の学校や園、医師会や学会などでもさまざまな役割をいただいております。 診察室の中だけでなく、その外からも子どもたちの健やかな成長を支えていくこと。 それもまた、地域のかかりつけ医としての大切な務めではないでしょうか。 現在たずさわっている主な活動を、順にご紹介させていただきます。 学校医として 地域の小・中学校で、学校医を務めております。 横浜市立中山小学校 横浜市立霧が丘学園中学部 横浜三育小学校 学校医の役割は、健康診断や保健相談、感染症が流行したときの助言など、子どもたちが安心して学校生活を送れるよう学校と連携することです。 また学校によっては学校保健委員会に出席して生徒さんと一緒に学ぶこともあります。 日ごろ当院に通ってくださるお子さんの、学校での毎日を見守るのも、学校医の役目のひとつだと感じております。 園医として 近隣の幼稚園・保育園では、園医を担当しております。 三陽幼稚園 ・ 三陽保育園 みどりひよこ園 スマイル十日市場保育園 ポピンズナーサリースクール十日市場 ピノキオ保育園 スターチャイルドナーサリー長津田 わかばの森保育園 もりの台保育園 小さなお子さんの健康診断や、園での感染症対策、生活面のご相談などに関わります。 上記幼稚園・保育園の健康診断に出席出来なかった方は当院で代わりに健康診断を行うこともあります。そして入園前健康診断も承っております。 (上記健康診断の手続きについては各保育園・幼稚園に確認してください。) 保育園・幼稚園の時期は体調を崩しやすく、ご家庭でも心配が尽きないころかもしれません。 園と連携しながら、小さなお子さんの毎日を支えてまいります。 医師会での活動 地域医療を支える医師会でも、活動に加わらせていただくようになりました。 横浜市医師会 部会員 横浜市緑区医師会 運営委員・理事...
最近の投稿

第1回 ひだまりカフェを開催しました☀️

先日、6月25日に当院待合室にて「第1回 ひだまりカフェ」を開催しました。 お忙しい中ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。 今回のテーマは**「夏のスキンケア」**。 汗対策や日焼け止めの選び方、夏に気をつけたいお子さんのお肌のケアについてお話しさせていただきました。 また、参加されたパパママ同士で育児のお話をしたり、お子さんの様子について情報交換をしたりと、終始和やかな雰囲気の中で過ごすことができました。 「同じ月齢くらいの赤ちゃんを育てている人が近所に住んでいると知れて嬉しかったです。」 「とても素敵な会でした。」 「あせものことも気になっていたのでお話聴けて良かったです。」 「少人数でちょっとしたことも話しやすい雰囲気が良かったです。」 「ぜひまた開催していただきたいです。」 そんな嬉しいお声もいただき、スタッフ一同とても励みになりました。 ひだまりカフェは、育児の悩みを相談したり、ほっと一息ついたりできる、あたたかな交流の場を目指しています。 今後も、季節に合わせたテーマや子育てに役立つ内容を取り入れながら開催していく予定です。 「ちょっと話を聞いてほしいな」 「誰かと育児のことを話したいな」 そんな時は、ぜひお気軽にご参加ください。 次回の開催もどうぞお楽しみに♪ ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。 ※参加者の皆さまに掲載の許可をいただいた上で写真を掲載しています。 ※院長より:今回はスタッフによる投稿です。

世界190研究のメタ解析でも、湿疹を早めに治すことが食物アレルギー予防につながると分かりました

こんにちは。 梅雨の蒸し暑い日が続いておりますが、皆様お変わりないでしょうか。 体調管理にはくれぐれもお気をつけください。 さて、 先日ご紹介した「赤ちゃんの湿疹を早めに治すと食物アレルギーも減るかもしれません」 では、国内で行われたランダム化比較試験 PACI-ON 研究をご紹介しました。今回はそれを補完するように、 世界40か国・190研究・約280万人の子どもをまとめて分析した最新の論文 をご紹介します。 どんな研究だったのか 「メタ解析」とは、世界中で行われた似たテーマの研究をまとめて、ひとつの大きな結論を導き出す研究方法です。今回ご紹介する研究は、2026年2月に小児科の国際的な医学誌 JAMA Pediatrics に掲載されたメタ解析で、 40か国で行われた190本の研究、合わせて約280万人のお子さんのデータ をまとめたものです。 「6歳までに食物アレルギーがどれくらいの割合で起こるのか」「どんなお子さんがなりやすいのか」を、可能な限り厳密な方法(実際の食物経口負荷試験で確定診断されたものに限る、など)で整理しています。 どんなことが分かったのか 研究で示された主な結果を、当院から見て大事だと思うものに絞ってまとめます。 1. 6歳までに、およそ20人に1人(4.7%)が食物アレルギーになります 実際の食物経口負荷試験で確かめられた数字としては、6歳までに約4.7%のお子さんが食物アレルギーを発症することが示されました。 2. 食物アレルギーになりやすいお子さんのサイン 論文で「特に関連が強い」と整理された早期のサインのうち、ご家庭でも分かりやすいものを挙げます。括弧の中の倍率は「そのサインがある子は、ない子に比べて何倍食物アレルギーになりやすいか」のおおよその目安です。 赤ちゃんの湿疹(アトピー性皮膚炎)が生後1年以内にある :約 4 倍 アレルギー性鼻炎や結膜炎がある :約 3 倍 離乳食でピーナッツを1歳以降に遅らせて食べさせ始めた :約 2.5 倍(魚・卵・果物の導入が遅れた場合も同じ方向の関連が見られました) ご両親や兄弟姉妹に食物アレルギーがある :約 2 倍 生後1か月以内に抗菌薬(抗生物質)を使ったことがある :論文では「主要なリスク因子の一つ」として位置づけられています。ただし、生後1か月以内...

赤ちゃんの湿疹を早めに治すと、食物アレルギーも減るかもしれません!

  こんにちは。 梅雨入りして蒸し暑い日が続き、汗による湿疹の悪化やあせもで受診されるお子さんが増えてきました。 体調管理にはくれぐれもお気をつけください。 さて、今年の3月、国立成育医療研究センターから「赤ちゃんの湿疹(アトピー性皮膚炎)を早めにしっかり治療すると、3歳の時点で食物アレルギーになるお子さんが少なかった」という研究結果が発表されました( 元のお知らせはこちら )。 これは当院がふだん診察室でお話ししている内容と重なる、子育て中のご家庭にとっても励みになる結果です。 今回はその研究を、なるべくやさしい言葉でご紹介します。 どんな研究だったのか 国立成育医療研究センターを中心とした全国16の医療機関が、生後2〜3か月ごろにアトピー性皮膚炎と診断された赤ちゃん650人を、くじ引きのようにランダムに2つのグループに分けて比べました。 早めにしっかり治療したグループ :症状が出てきた段階で塗り薬で炎症をしっかり抑え、よくなった後もぶり返しを防ぐために、状態のよい肌にも間隔をあけながら塗り薬を続けたグループ これまでのやり方で治療したグループ :症状が出てきたら塗り、よくなったら塗るのをやめる、というガイドライン通りのグループ この治療を生後28週まで続け、その後は通常の診療を行いながら、3歳になるまで、食物アレルギー・お肌の状態・身長と体重・他のアレルギーの病気を比較しました。 このグループは2023年にも「早めにしっかり治療すると、生後28週時点で卵アレルギーが減る」という結果を発表しています。 今回は、その効果が3歳まで続くかどうかを確かめるために行われた追跡研究です。 3歳の時点で分かったこと 研究で示された結果をまとめます。 1. 食物アレルギー全体が少なかった 3歳の時点で何らかの食物アレルギーがあったお子さんは、早めにしっかり治療したグループで47.4%、これまでのやり方のグループで58.8% 早めにしっかり治療したグループで、はっきりと少ない結果でした 2. 特に「生卵」のアレルギーで差がはっきり出た 生卵のアレルギーが過去にあったお子さんは、早めにしっかり治療したグループで30.4%、これまでのやり方のグループで40.5% 一方で、加熱した卵については、ほぼすべてのお子さんが3歳までに食べら...

「最近、ブログが毎日更新されているのはなぜ?」 ― 当院でのAIの使い方、ちょっとタネ明かし

  「最近、ブログが毎日更新されているのはなぜ?」 ― 当院でのAIの使い方、ちょっとタネ明かし こんにちは。十日市場こどもクリニックです。 最近、当院のブログをご覧になって「あれ、前はたまにしか更新されていなかったのに、急に毎日のように記事が増えている?」とお気づきになった方もいらっしゃるかもしれません。 実はこれには、ちょっとしたタネがあります。 今回は、当院が「AI(人工知能)」をどのように使っているのか、そして なぜブログを毎日更新できるようになったのか を、できるだけ分かりやすくタネ明かししてみたいと思います。 まず大前提:診察と診断は、医師が行います いちばん大切なことからお伝えします。 お子さんの診察・診断・治療方針の決定は、すべて医師(院長)が責任をもって行っています。 AIがお子さんを診断したり、お薬を決めたりすることはありません。 当院でAIを使っているのは、おもに次のような「裏方の作業」です。 このブログや、待合室・院内でお配りする説明資料の下書きづくり 予防接種のスケジュールなど、情報を分かりやすく整理する作業 院内の事務作業(書類のたたき台づくりなど) 最新の医学情報やAIに関する情報を、日々集める作業 いわば、 文章を整えたり、調べものを手伝ってもらう「優秀なアシスタント」 として使っている、とイメージしていただくと近いかもしれません。 タネ明かし①:AIが「下書き」を手伝ってくれるから これまで院長は、ブログ記事をすべて一から手書きで書いていました。 診療の合間に文章を書くのはなかなか大変で、どうしても更新は「たまに」になりがちでした。 今は、記事の 下書きづくりをAIに手伝ってもらう ことで、その分の時間を短縮できるようになりました。 空いた時間を、院長が 「どう説明すれば伝わるか」を考えることや、内容を正確にチェックすること に使えるようになった ― これが、更新が増えた一番の理由です。 タネ明かし②:AIが「最新情報の収集」も手伝ってくれるから もう一つの理由が、情報集めです。 医学の世界もAIの世界も、新しい知識が日々アップデートされていきます。 これらを一人で追いかけ続けるのは、とても時間がかかります。 当院では、こうした 最新の医学知識やAIに関する情報を、AIが日々集めて整理する 仕組みを取り入れています。 集まっ...

当院が休診の時、夜間に救急病院を受診するポイント

 こんにちは。 お子さんの具合が悪くなるのは、決まって診療時間外だったりするものです。当院は木曜・日曜・祝日・第1・第3・第5土曜が休診で、夜間も診療を行っておりません。 今回は、 当院が休診のときや夜間に、横浜市緑区・十日市場周辺で救急受診を考えるときのポイント をまとめておきます。いざというときのために、ご家庭で確認しておいていただければ幸いです。 まず「迷ったら電話相談」が安心です 受診すべきか迷ったときは、いきなり病院に向かう前に、公的な電話相談を活用すると安心です。 かながわ小児救急ダイヤル ♯8000 (毎日18時〜翌朝8時) お子さんの急な病気やケガについて、看護師等に電話で相談できます。 0歳〜15歳が対象 です。 かながわ救急相談センター ♯7119 (24時間/045-232-7119) 受診の必要性や、救急車を呼ぶべきかを相談できます。全年齢が対象で、必要なら救急車の要請にもつながります。 横浜市救急受診ガイド (Web) パソコンやスマートフォンから、緊急度や受診の必要性を確認できます。 当院でかかりつけ登録をしていただいた患者さんへ 未就学児のお子さんで、当院でかかりつけ登録をしていただいた患者さんには、当院スタッフから説明用紙の内容をご説明させていただいております。 この説明用紙には、 診療日の22時頃までご連絡いただける専用の電話番号 を記載しております。お電話をいただいた際は、かかりつけ登録をされた患者さんかどうかを確認させていただいたうえで、できる限り折り返しご連絡を差し上げております。 なお、こちらから電話ができない状況のときは、予約システムにご登録いただいているメールでお返事することもあります。かかりつけのお子さんは、選択肢のひとつとしてご利用いただいて構いません。 ただし、院長が会議参加中などで 常に連絡が取れるとは限らない ことは、あらかじめご承知おきください。返信が待ちきれない場合は、上記の電話相談(♯8000・♯7119)をご利用いただいても構いません。 ためらわず救急車(119番)を呼ぶべきとき 次のような場合は、迷わず119番通報してください。 意識がない、呼びかけても反応が鈍い、ぐったりして動かない けいれんが5分以上続く、けいれんを繰り返す、けいれん後に意識が戻らない 呼吸が苦しそうで、顔色や唇の色が悪い...

子どもの嘔吐・下痢のときに家庭で見るポイント

 こんにちは。 胃腸炎が流行する季節になると、嘔吐や下痢で受診されるお子さんが増えます。今回は、 子どもの嘔吐・下痢のときに、ご家庭で気をつけて見ていただきたいポイント をまとめておきます。 いちばん大切なのは「脱水を防ぐこと」 子どもの胃腸炎の多くはウイルスによるもので、特効薬があるわけではなく、 水分をうまく補いながら回復を待つ のが基本です。下痢止めや吐き気止めをむやみに使うのではなく、脱水を防ぐことがいちばん大切になります。 水分のあげ方のコツ 吐いた直後は、30分ほど胃を休ませてから始めます 一度にたくさん飲ませると、また吐いてしまいます。 「少量を、頻回に」 が基本です(ティースプーン1杯〜ひと口を、5〜10分おきに) 少量で吐かなければ、少しずつ量を増やしていきます 飲ませるものは、経口補水液(ORS)が適しています。なければ薄めのお茶なども。柑橘系のジュースや炭酸飲料は刺激になりやすいので避けます 無理に食べさせる必要はありません。水分が取れていれば、食欲が戻るまで待って大丈夫です。食べられそうなら、おかゆ・うどん・バナナなど消化の良いものから少しずつ ご家庭で見ていただきたい「脱水のサイン」 次のような様子は、脱水が進んでいる可能性があります。 おしっこが半日以上出ない、量が少なく色が濃い 口や唇、舌が乾いている 泣いても涙が出ない 目がくぼんで見える、ぐったりして元気がない 機嫌が悪く、ぼーっとしている 早めの受診・相談をおすすめする目安 水分を取ってもくり返し吐いてしまい、ほとんど水分が取れない 上記の脱水のサインがある ぐったりしている、呼びかけへの反応が鈍い 強い腹痛が続く、お腹を痛がって泣く 便に血が混じる、白っぽい便が出る 嘔吐物が緑色(胆汁性) 高熱をともなう、半日以上おしっこが出ない 生後数か月の赤ちゃんの嘔吐・下痢 これらに当てはまるときは受診をご検討ください。判断に迷うときは、かながわ小児救急ダイヤル♯8000(毎日18時〜翌朝8時)や、かながわ救急相談センター♯7119(24時間)もご活用ください。 家庭内でうつさないために ウイルス性胃腸炎は感染力が強いものがあります。おむつや嘔吐物の処理のあとは、石けんでの手洗いを徹底し、処理の際は使い捨て手袋やマスクを使うと安心です。嘔吐物で汚れた床などは、家庭用の塩素系漂白剤を...