こんにちは。 梅雨入りが近づき、蒸し暑い日が続いております。 気温差や湿気で体調を崩しやすい時期ですので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。 さて、小さなお子さんの看病をしていると、数日後に保護者の方が同じような症状になってしまうことはよくあります。 お子さんの風邪や胃腸炎は、ご家庭内でどうしてもうつりやすいものです。 そして保護者の方は、お子さんの受診を優先して、ご自分の受診を後回しにしがちです。 「自分のためだけに、別の病院をもう一度受診するのは大変…」という声もよくお聞きします。 今年1月のブログ記事 でもお伝えした通り、当院では お子さんと一緒に風邪や胃腸炎にかかってしまった保護者の方を、お子さんと一緒に診察しています 。 開院当初は保護者の方の風邪も一緒に診察していたのですが、コロナ禍で一時中止していました。現在は以前のように再開しておりますので、改めてご案内いたします。 対象となる症状 鼻水、せき、のどの痛み、発熱などの 風邪症状 嘔吐、下痢、腹痛などの 胃腸炎症状 お子さんの診察の際に「実は私ものどが痛くて…」「昨日から私もお腹の調子が悪くて…」という場合は、どうぞ気軽にご相談ください。 お子さんと同じ感染症であれば、ご家族の症状の経過も診断の参考になります。 保護者の方の診察は「お子さんと一緒にご来院された場合」に限ります 保護者の方の診察は、 お子さんと一緒にご来院・ご受診される場合に限らせていただきます 。保護者の方おひとりでのご受診は承っておりませんので、ご了解ください。 なお、当院が責任を持って診察させていただく患者さんの全体像は以下の通りです(詳細は 「当院受診に関してのポイント集:まとめ(2026年1月)」 をご覧ください)。 中学3年生までのお子さん (気になることがあれば何でもご相談ください) お子さんと一緒に風邪や胃腸炎にかかってしまった保護者の方 (お子さんと一緒に受診される場合) 高校生以上で当院の受診歴(診察券番号)がある方 の風邪症状・胃腸炎症状 高校生以上で当院アレルギー外来に定期通院されている方 高校生以上でアレルギー専門医の受診を希望される方 (食物アレルギー、舌下免疫療法をご希望の花粉症・アレルギー性鼻炎) 一方で、当院は小児科・アレルギー科のクリニックですので、高血圧・糖尿病などの生活習慣病、健康...
こんにちは。 スギ花粉のシーズンはひと段落しましたが、実はこの時期こそ、花粉症対策を考えるのに良いタイミングです。 今回は、 子どもの花粉症はいつ小児科に相談すればよいか についてまとめておきます。 子どもの花粉症は珍しくありません 「花粉症は大人の病気」というイメージがあるかもしれませんが、近年は花粉症のお子さんが増えており、低年齢化も進んでいます。未就学のうちから症状が出るお子さんも珍しくありません。 次のような様子があれば、一度小児科でご相談ください。 透明なサラサラした鼻水、くしゃみ、鼻づまりが2週間以上続く 毎年、同じ季節に同じような症状が出る 目をかゆがる、しきりに目や鼻をこする 鼻づまりで、いびき・口呼吸・寝苦しさがある 鼻症状のせいか、日中ぼーっとしている、集中できない様子がある 「風邪が長引いているのかな?」と思っていたら花粉症やダニによるアレルギー性鼻炎だった、ということはよくあります。発熱がなく、透明な鼻水と目のかゆみが続く場合は、アレルギーの可能性を考えます。 相談するタイミングは3つあります 1. シーズン中:症状がつらそうなとき 症状が出ているときの様子は、診断の大事な手がかりです。我慢させずにご相談ください。お子さんの年齢や症状に合わせて、内服薬・点鼻薬・点眼薬で症状を和らげます。 2. シーズン前:毎年つらくなると分かっているとき 毎年症状が出るお子さんは、本格的な飛散が始まる前からお薬を開始することで、シーズン中の症状を軽くすることが期待できます。スギ花粉なら1月頃までにご相談いただくのがお勧めです。 3. シーズン後:来年に向けて体質から治療したいとき(今の時期です) 「毎年薬を飲んでいるけど、来年もまた同じことの繰り返し……」という方には、 舌下免疫療法 という選択肢があります。これは、花粉が飛んでいない今の時期にしか始められない治療です。次でご説明します。 舌下免疫療法という選択肢 舌下免疫療法は、アレルギーの原因(スギ花粉・ダニ)のエキスを含むお薬を毎日舌の下に投与し、原因物質に対する体の反応を変えていく治療法です。症状を一時的に抑えるお薬とは異なり、 アレルギーの原因に働きかける治療 で、健康保険が適用されます。 対象:スギ花粉症と、ダニによるアレルギー性鼻炎 年齢:お薬を1分間舌の下に保持できることが必要で、おおむね5歳...