スキップしてメイン コンテンツに移動

当院の時間予約(乳児健診、予防接種、アレルギー外来)について予め知っておいて頂きたいこと

今晩は。
漸く夏の暑さもピークを過ぎたようですね。
ただ、熱が出る風邪や鼻水が沢山出る風邪を引いて当院を受診される方が相変わらず多いです。
体調管理にはくれぐれもお気を付け下さい。

今年度のインフルエンザワクチン接種については最終調整中ですので、今週中には一通りこちらで発表出来る予定です。
もうしばらくお待ちください。
今回は、上記インフルエンザワクチンの予約にも関わってくる内容について記載しておきます。

 当院では時間予約、「◎◎時◎◎分にお越し下さい」という形の予約枠があります。
 患者さんからお取り頂ける乳児健診、予防接種、インフルエンザワクチン単独接種枠。そして、受診時のみ次回予約をお取りしているアレルギー外来です。
 開院して3年余り、おかげさまで当院を受診して頂ける患者さんはどんどん増えています。
 そして、特に10月から12月、インフルエンザワクチンを接種する時期には時間予約枠を御利用いただける方が非常に多く、昨年の時点でも既に予約を取るのに苦労されている方を多くみかけます。
 そこで、今回は当院の時間予約を御利用頂くにあたり当院をうまく利用するこつ、皆様にお守り頂きたい事項を記載しておきます。

1. 予約時間まで、出来れば5分前までにお越し下さい。


 例えば予約時間が「14:45」ないし「14:45〜15:00」となっている場合、必ず14:45までにご来院下さい。
 14時45分からの15分間はその患者さんのために確保しております。そして、当院にいらっしゃってから受付を済ませてから問診票を記載したり体温を測り、診察もある程度の時間を要します。ご来院いただいてから診察終了までに必要な時間全てを見越して当院側では予約時間を設定しています。
 5分前にご来院いただければまず問題ありません。
 しかし、例えば14:50に来院された場合、14:45からするとちょっと「遅刻」です。患者さんの持ち時間は15分ではなく10分と短くなります。この程度でしたらまだ当方でも何とかしようと思いますし何とかなることが多いのですが、次の方をお待たせしないようにと考えると診察がいつも以上に早口になってしまったり聞きたいことが聞けない雰囲気になってしまう可能性があります。
 更に、14:58にご来院された場合、これは完全に「遅刻」です。その患者さんの持ち時間は殆どありません。この状況だと十分な時間が取れないため時間通りいらっしゃった次の時間帯の患者さんを優先させて頂き、結果的に大幅にお待たせする可能性があります。これより更に遅い時間にいらっしゃった場合などはその後の患者さんのことを考え、不本意ながらその日の診察や予防接種をお断りすることが実際にあります。
 ただし、遅刻するかもしれない場合には予めご連絡頂いていれば、そのことを見越して他の方の診察を進めたりしてなるべくその患者さんのための時間を確保する、融通をつけるようにしています。
 遅刻するかもしれない、他にも判断に迷った場合は診療時間中であればお気軽にご連絡ください
 

2. 来院前に記入可能な書類はできるだけ来院前に記入しておいてください。

特に予防接種、そしてアレルギー外来もそうなのですが記載する内容がかなりあります。
 乳児健診や予防接種の問診票は大抵ご自宅にあるものをご持参いただきますので、自宅で記載してからご来院いただくと当院にお越しいただいてから費やす時間が大幅に短縮出来ます。
 アレルギー外来の方はWeb問診に入力していただいてからご来院いただけると来院後に問診票を記載する手間が省けます。
 逆に当院にお越しいただいてから記載を始めるとお子さんに邪魔されたり記載に集中出来ず、記載に苦労されたり書き間違いが発生することを多く見かけます。
 なので、当院にいらっしゃる前に記載可能な書類はできる限り記載しておくことをお勧めします。
 現在は中止しておりますが、近日中に一般診療およびアレルギー外来の問診票は再び当院HPからダウンロード出来る様にする予定です。
 インフルエンザワクチンの問診票も接種時期が近づけば当院を受診された際にお持ち帰りいただくことが可能になります。また、こちらも近日中に当院HPからダウンロード出来る様にする予定です。
 

3. 必要以上の予約枠を確保するのはおやめください。

お気持ちは分からなくはないのですが、例えば乳児健診や予防接種で同一内容の予約を複数の日程で入力されている方を時折見かけます。
 ただ、見方を変えればこの行為は他の患者さんが使える予約枠を潰している、他の患者さんの予約を出来なくしていることになります。
 なるべく多くの方に当院を御利用いただきたいので、必要以上の予約枠を確保することはおやめください。
 このような場合、見つけ次第メールをお送りし該当する予約枠を1つだけ残して他はキャンセルしていただく様にお願いしています。
 メールでお願いしてもキャンセルしていただけない場合は勝手ながら当方で該当する枠を削除させて頂きます。
 なお、ごくまれに予約システムの仕様でメールが届かない方がいらっしゃいますが、送ったメールが患者さんに届いていなくても同様に対応させていただきますのでご了承ください。
 この件に関しましても、迷った場合はお気軽に診療時間中にご連絡いただければ対応させて頂きます。

4. 当日に来院出来なくなった場合、できるだけご一報ください。

急にお子さんや親御さんの体調が悪くなったなどの理由で来院出来なくなる方がいらっしゃるのは当たり前の事ですし重々承知しております。
 ただ、当方も予約時間にその患者さんがいらっしゃらないと心配しますし、その(ご来院いただけなかった)時間に元々来院を希望されていた方は大抵多くいらっしゃいます。
 なので、ご来院出来ないことが前日までに分かった場合はなるべく予約システムからキャンセルをしておいて頂けると助かります。アレルギー外来の方はご連絡いただければ可能な範囲ではありますが当方で予約枠を取り直すことが出来ます。
 当日にお越し頂けないとなった場合、可能であれば是非診療時間中にご連絡いただければ幸いです。
 一方、当日の予約時間を過ぎてもご来院頂けず、かつ当日中にご連絡をいただけなかったかたは「連絡無し無断キャンセル」と見なします。

5. ペナルティーについて

出来ればやりたくないのですが、今後時間予約をお取りいただいたうえ、以下に該当する方は今後、予告なしで予約受付を停止する可能性があります。
 × 時間予約の連絡無し無断キャンセルを2回以上行った方
 × 予約当日に連絡無しで予約システムからの時間予約キャンセルを「繰り返した」方
 × 別々の日に同一内容の乳児健診・通常の予防接種予約を2回以上行った方

 以上、多少厳しいことも記載しましたがより多くの方が当院を効率よく利用していただくためにも上記事項をご承知おき下さい。
 一方、現実としてやむを得ず診察時間が遅れてしまうことがあります。今後もなるべく時間通りに診察を行える様に我々も努力し改善を積み重ねていきます。
 では、今後ともよろしくお願い申し上げます。

コメント

このブログの人気の投稿

2023年インフルエンザワクチン接種につきまして(まとめ)

  今日は。  お盆は明け、日の暮れるのが早くなりつつありますが相変わらずの猛暑が続きます。  幸いお子さんの風邪流行はおさまりつつありますが、大人では新型コロナウイルス感染症の方がかなり増えているようすです。  皆様、体調管理にはくれぐれもお気を付け下さい。  2023年の当院におけるインフルエンザワクチン接種に関して最初に読んでいただく文面がこのページになります。  かなりの長文になりますが当院での接種を希望なさる方は以下の文章を一通りお読みください。(要点はわかりやすい様に色などを使って強調しておきます)  その上で、それぞれの方に該当する内容のリンクを一番下に張ってありますのでそちらにお進み下さい。 ★まとめ まず、当院の2023年インフルエンザワクチン接種のまとめがこちらになります。 2023年10月10日(火)から当院でもインフルエンザワクチン接種を行います! 2022年9月17日(日)8時より 当院Web予約 から受付開始予定 予めインフルエンザワクチンに関する当院HP、ブログを確認し御了解頂いてからの予約をお願いします。 通常の予防接種時に本人や親御さんのインフルエンザワクチンを一緒に接種します!(事前予約制) 通常の予防接種と一緒に、6ヶ月以上のお子さんと親御さん1名 はインフルエンザワクチンを接種可能です! 通常の予防接種枠ではインフルエンザワクチン「のみ」の予約は例外なく当方で予約を取り消させていただきます。繰り返す方はアカウント停止対象となります。 アレルギー外来受診時にインフルエンザワクチンを一緒に接種します! 普段のアレルギー外来受診時にご相談 ください! 多少制約があります。例えば土曜日午後のアレルギー外来では小学生未満の方の接種は行いません。 上記に当てはまらない中学生以下のお子さんは「インフルエンザ単独接種枠」の予約をお願いします。 親子で一緒に接種を希望される方は「インフルエンザ(子ども+親1名)」の項目を予約してください。 親御さんのみの接種は行いません。 当院としてのお勧めの接種回数:2022年と同じです 2歳までの方はインフルエンザワクチンを2回接種することがお勧めです。 3歳から8歳までの方で昨年インフルエンザワクチンを接種していない方も2回接種することをお勧めします。  9歳以上の方、および3歳以上で昨年インフルエンザワ

乳児検診と予防接種を受けましょう!

おはようございます。 今日は休診日なので、昼時の更新です。 これからの時期、梅雨時は喘息発作が出やすくなる方がいらっしゃいます。 咳が1週間以上続いたり、夜に咳き込んで何度か起きてしまう方には受診をお勧めします。 さて、今日は当院における乳児検診と予防接種の話を書いておきます。 当院では月・水・金の14時半から15時半までの1時間を乳児検診と予防接種の時間帯としています。 まず、乳児健診について。 横浜市では「医療機関乳幼児健康診査(無料育児相談)」のシステムがあり、生後12か月(13か月未満)までに3回、無料で乳児健診を受診することができます。 実際には3ヶ月、7〜8ヶ月、1歳頃の3回受診される方が多いです。 当院では乳児検診と予防接種をほぼ同じ時間帯に設定しています。 なので当院では 3ヶ月健診や1歳健診を予防接種と一緒に済ませてしまうことをお勧めしています 。 例えば、まず2ヶ月時にヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンが接種出来るようになります。 そこでお越しいただいた際に一言相談していただければ、4週間後のタイミングで3ヶ月健診と予防接種を同時に済ませることが可能です。 そのタイミングで 予防接種の枠は取れたけど乳児検診の枠が空いていなかった、というかたはご相談いただければなるべく同時に済ませる様に配慮します 。 次に、1歳健診で受診される際も予めご相談いただければ同じ日に麻疹・風疹ワクチンや水痘ワクチンも接種出来ます。 こうすると何度もクリニックに来る手間が省けるので親御さんも本人も楽なのではないでしょうか。 予防接種自体については先生によって色々な考えがありますが、私自身の考えを以下に書いておきます。 現在日本で行われている予防接種ワクチンでは、確かに接種した後に有害な反応が出てしまう方が残念ながらゼロではありません。確かに予防接種は「絶対」安全とは言えません。 一方、現在予防接種が行われている多くの病気はかかったときに取り返しのつかないような後遺症になったり命を落とすことがあり得るものです。予防接種を打たない場合これらの病気にかかる確率が格段に上がります。 現在の予防接種は「 予防接種をしたときの有害な反応はまれに起こりうるけど、予防接種をしなくてその病気にかかる確率と症状の方がはるかに重い、よって予防接種をして

当院受診に関してのポイント集:まとめ(2023年5月)

  いつも当院を受診していただき、またこのブログをご覧いただきありがとうございます。  十日市場こどもクリニックは2016年5月6日に開院しました。  本日をもって当院は開院して7年が経過し、8年目に突入します。  開院当初から当院を受診してくださった皆様と当院スタッフ、当院関連業者の方々のおかげで何とか7年この地で診療を続けることが出来ました。  改めて感謝いたします。  開院当初は予約無しでも受診可能でのんびり診療をしていた当院ですが、最近はお子さんの風邪の大流行もあり当日予約はほぼ毎日予約開始後数分で一般診療(風邪を引いていない方の外来)、発熱・感染症外来とも満員になることが多いです。平日のアレルギー外来は時間帯によってはまだ余裕がありますが、土曜日午後のアレルギー外来はほぼ限界、パンク状態になっているため新規予約はお断りしている状態です。  幸い予防接種・乳児検診は1ヶ月以内には希望される時間帯の予約が取れる状況です。ただしインフルエンザワクチン接種のある10月〜12月は毎年予約が埋まりやすいのでお気をつけください。  当院としてもなるべく多くの患者さん、出来れば当院受診を希望なさる全てのお子さん、患者さんに適切な医療、対応をさせていただきたいと考えている反面、実際には当院の対応能力には限界があります。  引き続き当院の受診を希望なさる皆様が気持ちよく、そして効率的・効果的に当院を御利用していただくために「当院受診に関しての注意点」を少しずつ改訂し、以下にまとめて記載しておきます。 0. 原則的に当院が責任を持って診察させていただく患者さん ★  中学3年生までのお子さん  ○ 明らかに他の科を受診した方が良さそうな方はWeb問診を確認のうえメールで他院受診をお勧めすることがあります  ※ 高校生相当年齢以上の方は内科受診をお願いします。  ○ 子宮頚癌予防ワクチン、日本脳炎の救済措置などの予防接種は高校生以上でもなるべく承ります ★ 高校生以上で当院アレルギー外来に定期通院されている(=次回のアレルギー外来予約が入っている)患者さん ★ 以下の条件に当てはまる親御さん ○ 食物アレルギーの方 ○ 花粉症、アレルギー性鼻炎があり特に舌下免疫療法をご希望なさる方 ※ 以前は風邪症状のみの親御さんも診察していたのですが、コロナウイルス感染症流行に伴い一時