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5月, 2026の投稿を表示しています

おたふくかぜワクチンを2回接種しましょう ― 「ムンプス難聴」から大切な耳を守るために

今晩は。 以前から感じていたのですが、年長になってMRワクチンを接種に来られる患者さんでおたふくかぜワクチンをまだ1回しか接種していない、または一度も接種していないにもかかわらず、MRワクチンしか打たない方を当院では多く見かけます。 おたふくかぜワクチンはMRワクチンと一緒に2回とも接種するのがお勧めです。 ただし現時点ではおたふくかぜワクチンは自費ワクチンであり、当院では1回の接種で5,000円をいただいております。 何でお金がかかるのに接種した方が良いのか? その理由を、今回はAIを使ってまとめてみました。 (内容は院長が確認し一部手直ししています) お子さんを難聴から守るために大事な話なので、是非ご参照ください。 はじめに 「おたふくかぜは子どもがかかる軽い病気」――そんなイメージをお持ちではないでしょうか。 たしかに、多くのお子さんは1〜2週間で自然に治ります。しかし、おたふくかぜには**「治らない難聴」を残すことがある**という、あまり知られていない一面があります。 今回は、おたふくかぜワクチンをぜひ受けていただきたい理由について、当院の立場からお話しします。 おたふくかぜは「ムンプスウイルス」による感染症です おたふくかぜ(正式には 流行性耳下腺炎 といいます)は、ムンプスウイルスが原因の感染症です。感染してから2〜3週間の潜伏期間を経て、耳の前や下にある耳下腺、あごの下にある顎下腺などが腫れて痛み、発熱します。 感染力は強く、感染してもまったく症状の出ない「不顕性感染」が30〜35%あります。 「気づかないうちにうつしている/うつされている」可能性がある のが、この病気のやっかいなところです。 一番怖いのは「ムンプス難聴」です おたふくかぜの合併症のなかで、私たちが最も警戒しているのが ムンプス難聴 です。 どのくらいの頻度で起こるのか 日本耳鼻咽喉科学会が2015〜2016年に実施した全国調査では、 2年間で少なくとも348人がムンプス難聴を発症し、そのうち約300人に難聴の後遺症が残った ことが報告されました。 約8割以上が、ほとんど聞こえなくなる 高度難聴〜ろう 多くは 片耳 の難聴 両耳が聞こえなくなった方も16人おり、補聴器や人工内耳が必要に おたふくかぜにかかった方のうち、おおよそ 1,000人に1人...

アトピー性皮膚炎に関する院内研修を行いました!

 こんにちは。 ゴールデンウィークも明けて少しずつ暑くなってきました。 汗疹(あせも)で当院を受診される方も増えております。 また風邪の方もちらほらいらっしゃる印象です。 体調管理にはくれぐれもお気をつけください。 さて、当院では時折院内研修を行っています。 医学のアップデートに合わせて、またはスキルを維持するために、不定期ですが昼間にスタッフが集まり学んでおります。 研修には業者に依頼して薬剤やワクチンなどの特徴や使い方を教えていただく場合もあります。 院長は研修設計の専門家(Instructional Designer)でもありますので、自前で研修を行うことも多いです。 昨日はアトピー性皮膚炎についての院内研修を自前で行いました。 院長(医師)だけでなく、看護師も患者さんに説明したり相談に乗ったりすることができます。 医療を行わない受付スタッフも、診察室で何をしているか知っておいた方が良いと考えております。 なので当院の勉強会はスタッフ全員を対象とすることが多いです。 これまで当院では、初めてアトピー性皮膚炎の治療を受ける患者さんに対して、看護師から治療について説明させていただくようにしておりました。 その説明内容についてスタッフと院長が集まって確認をしました。 そうすることで、どのスタッフでも適切な説明が可能になります。 また、通院中にアトピー性皮膚炎の症状がぶり返す(再燃する)方もいらっしゃいます。 そういう方にも今後は看護師から説明させていただくことがあるかもしれません。 医師(院長)にも、診察時に分からないことは気軽にご遠慮なくお尋ねください。 できれば予め Web 問診に入力してくださると漏れがなくなります。 ただ、どうしても他の患者さんが待っていたりして、患者さんや保護者の方も遠慮してしまう状況になりやすいことは重々承知しております。 看護師の方が時間を取れることが比較的多いですし、看護師から説明させていただく場合、医師には言いにくい「実は……」というお悩みや実情をご相談いただくことが可能になります。 看護師が、医師に確認・相談・説明してもらった方が良いと判断した場合は、改めて医師が診察することもあります。 今回はアトピー性皮膚炎についての説明の確認だけでなく、石けんの泡の作り方やお子さん体の洗い方、そして外用薬の塗る量についてもみんなで実習...

おかげさまで十日市場こどもクリニックは十周年を迎えました!

 おはようございます。 十日市場こどもクリニックはちょうど10年前、2016年5月6日に開院しました。 当初は不慣れなことばかりに戸惑い、慣れつつあるところにコロナ禍が到来し、収まった頃には少子化が顕著になり……と色々ありましたが、あっという間の十年間でした。 この十年間、お陰様で多くの患者さんにご来院・ご利用いただき、皆様には改めて感謝申し上げます。 これから11年目に入るわけですが、まずは引き続き十日市場の小児科・アレルギー科として皆様のお役に立てれば幸いです。 当院の基本である小児科診療、アレルギー診療は日々進歩しています。 患者さんの立場ではわかりにくいかもしれませんが、漫然と従来通りの診療を続けていると、気づかぬうちにそれが最善ではなく、時代遅れの診療になっていることがしばしばあります。 引き続き知識をアップデートしながら、その時点で最善の治療を提供できれば幸いです。 そのために学会や勉強会にも引き続き参加し(最近は年に数回発表しています)、研鑽を積んでまいります。 そして院長は最近、医学に限らずIT、AI関係などの勉強を少しずつ進めております。 既に当院の診療や業務にも生成AIや従来のAIを活用しており、各AIの問題点や限界も把握したうえで適切に使い分けております。 個人情報保護士 については、皆様の貴重な情報をお預かりする立場として、日々その知識を役立てさせていただいております。 他にも取得した資格はこっそりプロフィールに追加しております。 院長は医師会活動にも携わるようになり、間接的に地域医療のお手伝いをさせていただいております。 またこの数年で小児科関連の学会からも声をかけていただき、生涯学習イベントの開催や教材作成、育成業務などにも参加させていただけるようになりました。 医師会活動でご一緒する地元の先生方も、学会でご指導いただく全国の先生方(医師でない方も含みます)も、活発で前向きな方が多く、日々学ばせていただくことばかりです。 そして自らも横浜の小児科医・アレルギー科開業医として、また研修設計の専門家としても議論に参加させていただいております。 学会参加・発表や資格取得・スキルアップ目的の講習会参加などで時折やむなく休診にさせていただくことがありますが、その分学んだことは皆様に還元させていただいており、今後も還元してまいります。 更に当...