今晩は。
世間では新学期となり、お子さんの入学式などでお忙しい話しをちょくちょく耳にします。私の方も晴れて?前勤務地を退職し、春休みのような状況です。
しかし春休みといえど宿題が山積み、いつまでも遊んでいられませんので本日より仕事を再開しました。
最近は時折こっそり院長室にこもって色々な仕事をこなしています。
院長室はともかく、他の部屋も徐々に物品が揃いつつあります。
まだ電子カルテやベッドが来ていないので診察室はお見せできないのですが、待合はソファーとテレビの取り付けが済んだので大体イメージが出来ました。
宜しければご覧ください。
正面のテレビは大型のものにしました。
普段はここにお知らせを流しますし、保護者教室などにも使う予定です。向かって左、診察室の間のテレビは普通のニュースなどを流す予定です。これは実際の使い勝手や患者さん、保護者の方々のご意見を参考にして調整していきます。
なお、これらのテレビの実物は4月24日、日曜日に行われます当院の内覧会で是非ご覧いただければと思います。
さて、前置きが長くなりましたが本題です。
今まで公的な病院でずっと働いてきたのですが、そこで保護者の方からよくお伺いした声として「土曜日やってないんですよねー、、、」というものがありました。確かに公的な病院で土曜日営業しているところは余りないと私は認識しています。
今では共働きの親御さんが多く、特にアレルギーの定期通院をされている方は時間がなかなか合わなかったり仕事をなかなか休めず通院に多大なる負担をかけていました。更には半日から一日を要する経口食物負荷試験は尚更のことです。おそらく土曜日に経口食物負荷試験を出来る施設は非常に少ないのではないでしょうか。なので、開業するのを決めた時点で土曜日はある程度働くつもりでいました。
ただし、土曜日にフルに働くと実は問題も生じます。
医学系の多くの勉強会、学会は週末に行われることが多いのです。
確かに論文や書物、今時はネット、eラーニングを使って新しい知識を色々学ぶことが可能ですがそのためにはかなりの気力が必要となります。私自身がeラーニングの大学院を修了しておりますので大抵の方よりはその大変さを実際に経験しているという自負はあります。
確かに参加してもただ講師の話を聞いて帰るだけの勉強会であればネットの動画で聞いても余り変わらないと思いますが、勉強会自体で議論など参加する機会があれが有ればかなりの記憶が定着し、学ぶことがあります。更に、多くの方はそこで会場で知り合いと顔を合わせ、講義の内容に対して懇親会の場などで議論した方が知識が身につくのでは無いでしょうか。そして知り合いと再開し色々話すこと自体でもまた明日から頑張ろうという気にもなりますし、新しい出会いから仕事の幅が拡がることもあります。つまり、土曜日に毎週働くと上記の様な学びの機会をかなり奪われることになります。
確かに小児科学、医学が既に確立したものであれば勉強会に参加する必要はないのですが、医学は日進月歩であり、特に私が得意としている食物アレルギーの分野はこの10年で常識が覆された分野です。常にその時点での最善の治療を患者さんに提供するためには、医師は常に勉強しなければならない宿命にあります。
他にも詳細は省きますが労働時間の問題、土曜日フルに働くと平日の夜間診療がしにくくなる事情もあります。
上記を踏まえ色々考えたのですが、結論として「土曜日の午前は原則毎週通常の外来、午後は偶数週でアレルギー外来」でスタートする方針としました。
これならばある程度勉強会にも参加して最新の知識を学ぶことができますし、平日は大変だけど土曜日なら受診できる方の対応もある程度出来るはずです。
ただし、例えば小児アレルギー学会のように土日で開催され、かつ重要な学会の場合は土曜日を午前中から休診にさせていただくこともあるかもしれません。その際はご容赦くださいますようお願い申し上げます。このような休診の場合は予め院内掲示やホームページで告知させていただきますし、休診にした分は普段の診療のレベルアップにより皆様に還元させていただきます。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。
世間では新学期となり、お子さんの入学式などでお忙しい話しをちょくちょく耳にします。私の方も晴れて?前勤務地を退職し、春休みのような状況です。
しかし春休みといえど宿題が山積み、いつまでも遊んでいられませんので本日より仕事を再開しました。
最近は時折こっそり院長室にこもって色々な仕事をこなしています。
院長室はともかく、他の部屋も徐々に物品が揃いつつあります。
まだ電子カルテやベッドが来ていないので診察室はお見せできないのですが、待合はソファーとテレビの取り付けが済んだので大体イメージが出来ました。
宜しければご覧ください。
正面のテレビは大型のものにしました。
普段はここにお知らせを流しますし、保護者教室などにも使う予定です。向かって左、診察室の間のテレビは普通のニュースなどを流す予定です。これは実際の使い勝手や患者さん、保護者の方々のご意見を参考にして調整していきます。
なお、これらのテレビの実物は4月24日、日曜日に行われます当院の内覧会で是非ご覧いただければと思います。
さて、前置きが長くなりましたが本題です。
今まで公的な病院でずっと働いてきたのですが、そこで保護者の方からよくお伺いした声として「土曜日やってないんですよねー、、、」というものがありました。確かに公的な病院で土曜日営業しているところは余りないと私は認識しています。
今では共働きの親御さんが多く、特にアレルギーの定期通院をされている方は時間がなかなか合わなかったり仕事をなかなか休めず通院に多大なる負担をかけていました。更には半日から一日を要する経口食物負荷試験は尚更のことです。おそらく土曜日に経口食物負荷試験を出来る施設は非常に少ないのではないでしょうか。なので、開業するのを決めた時点で土曜日はある程度働くつもりでいました。
ただし、土曜日にフルに働くと実は問題も生じます。
医学系の多くの勉強会、学会は週末に行われることが多いのです。
確かに論文や書物、今時はネット、eラーニングを使って新しい知識を色々学ぶことが可能ですがそのためにはかなりの気力が必要となります。私自身がeラーニングの大学院を修了しておりますので大抵の方よりはその大変さを実際に経験しているという自負はあります。
確かに参加してもただ講師の話を聞いて帰るだけの勉強会であればネットの動画で聞いても余り変わらないと思いますが、勉強会自体で議論など参加する機会があれが有ればかなりの記憶が定着し、学ぶことがあります。更に、多くの方はそこで会場で知り合いと顔を合わせ、講義の内容に対して懇親会の場などで議論した方が知識が身につくのでは無いでしょうか。そして知り合いと再開し色々話すこと自体でもまた明日から頑張ろうという気にもなりますし、新しい出会いから仕事の幅が拡がることもあります。つまり、土曜日に毎週働くと上記の様な学びの機会をかなり奪われることになります。
確かに小児科学、医学が既に確立したものであれば勉強会に参加する必要はないのですが、医学は日進月歩であり、特に私が得意としている食物アレルギーの分野はこの10年で常識が覆された分野です。常にその時点での最善の治療を患者さんに提供するためには、医師は常に勉強しなければならない宿命にあります。
他にも詳細は省きますが労働時間の問題、土曜日フルに働くと平日の夜間診療がしにくくなる事情もあります。
上記を踏まえ色々考えたのですが、結論として「土曜日の午前は原則毎週通常の外来、午後は偶数週でアレルギー外来」でスタートする方針としました。
これならばある程度勉強会にも参加して最新の知識を学ぶことができますし、平日は大変だけど土曜日なら受診できる方の対応もある程度出来るはずです。
ただし、例えば小児アレルギー学会のように土日で開催され、かつ重要な学会の場合は土曜日を午前中から休診にさせていただくこともあるかもしれません。その際はご容赦くださいますようお願い申し上げます。このような休診の場合は予め院内掲示やホームページで告知させていただきますし、休診にした分は普段の診療のレベルアップにより皆様に還元させていただきます。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。
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