今晩は。
当院周辺地域でもインフルエンザAの流行が本格化しています。
うつらないためには手洗いとマスク、是非心がけ下さい。
お子さんが熱が出てしまった場合は当院で診察させていただきます。
本人が元気であれば慌てる必要はありませんが、診療時間内であれば是非お越し下さい。
発熱してから半日以内でも当院では検査を行っています。
さて、当院では予防接種や乳児健診を積極的に行っています。
最近、予防接種でご来院された際に「どのワクチンを打てばよいか分からない」などのご質問、ご意見を多く頂戴しています。
予めお問い合わせいただくのでも良いのですが、電話ではなかなか伝えづらい内容ですので今回はこのブログで大筋を記載しておくことにします。
1. 0歳児の健診・予防接種スケジュール
例えば初めてのお子さんで、1ヶ月健診で問題ないと言われてもお子さんの育ち具合が大丈夫かどうか、まだまだご不安な親御さんは多いのではないでしょうか。
そんな親御さんは2,3ヶ月の時点で当院の健診を受けてみては如何でしょうか。
※無料券がない場合は実費をいただきます。料金はお問い合わせください。
7ヶ月頃の健診(横浜市では無料券2枚目の期間)の健診も是非当院にお越し下さい。
また、当院では2ヶ月から同時接種で予防接種を進めていくことをお勧めしております。
同時接種を行う事によりご来院いただく手間が少なくなりますし、同時接種により特別に予防接種の副反応が起きやすくなるという報告は今のところありません。
それぞれの予防接種は4週以上間隔を開けて接種していく必要がありますが、予約を早めに取っておけばちょうど毎月、4週間ごとに予防接種を進めていくことが可能です。
ロタウイルスワクチンは自費ですが、実際にかかったときには重症な胃腸炎になりやすいこと、そして腸重積という厄介な合併症があること、逆に接種した場合の効果が十分にあることから接種をお勧めしています。
当院お勧めのスケジュール一覧は以下の通りになります。
更に当院では、午後の時間枠で早めに予約を取っていただければ健診と予防接種を同時に行うことが可能です。
(現在試験的に行っている朝の乳児健診・予防接種の時間帯ではいずれか片方のみになります。)
是非ご利用下さい。
2. 1歳児の健診・予防接種スケジュール
1歳になるとまた多くの予防接種が接種可能になります。
多くの方は6種類の予防接種が可能になるのですが、種類が多すぎてどのワクチンを打てば良いか分からない、という意見を時折耳にします。
当院お勧めのスケジュール一覧は以下の通りになります。
当院としては、1歳になったらまず不活化ワクチンであるヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、4種混合ワクチンを接種することをお勧めします。
その後1週間以上空けて、つまり次の週の同じ曜日以降に生ワクチンであるMRワクチン、水痘ワクチン、ムンプスワクチン接種をお勧めします。
おたふくかぜを予防するムンプスワクチンは任意予防接種でお金の負担がありますが、おたふくかぜにかかったときに難聴になる方がいらっしゃいますし昨年は当院近辺でもかなり流行しましたので、こちらも一緒に接種されることをお勧めします。(そういえば先ほど、NHKのニュースでも取り上げられていました。)
午後の予約であれば、このいずれかと12ヶ月の健診を同時に行う事も可能です。
水痘の予防接種は半年後を目安に、もう一度接種しましょう。
おたふくかぜワクチンの2回目接種のタイミングは関係者により意見が分かれるところですが、3歳の日本脳炎ワクチンとの同時接種、幼稚園に入る前の接種、年長さんになってMRワクチンとの同時接種などはいかがでしょうか。
3. まだB型肝炎ワクチンを接種していないお子さんと親御さんへ
B型肝炎ウイルスは知らないうちのうつし合いがあることが分かっています。
B型肝炎ウイルスにかかってしまうと劇症肝炎という命に関わる病気になったり、将来的には慢性肝炎から肝硬変、肝がんになってしまう方もいらっしゃいます。
B型肝炎ワクチンを接種する際、2016年4月以降に生まれた赤ちゃんには国の補助が出ますが、それ以前に生まれた赤ちゃんは残念ながら自費となります。
ただ、世界の大多数の子どもたちは普通に接種しているワクチンです。
お子さんがB型肝炎にかかって困らないように、そしてうつし合いを防ぐために、皆様には接種をお勧めしています。
我々医療従事者は大人になってから接種することが多いですが、それでも大抵の方は免疫がつきます。
当院では同時接種を行っていますが、B型肝炎も同時接種が可能です。
例えば最近1歳になられたばかりのお子さんであればこのような接種スケジュールが組めます。
B型肝炎ワクチンは1回目の接種から4週後に2回目を打つのが目安になります。
また、3歳になったとき日本脳炎ワクチンと同時接種でB型肝炎ワクチン接種最初の2回を済ませる手もありますし、年長さんになったときにMRワクチンと一緒に最初の1回を接種することも可能です。
B型肝炎ワクチンをまだ接種されていない方、是非ご検討ください。
注意:上記の説明はわかりやすさを優先していますので、乳幼児健診や予防接種の細かいルールについてはあえて記載しておりません。
お手数をお掛けいたしますが、予め自治体から配付されている資料などにも目を通していただき、必ず乳幼児健診や予防接種のルールについてご理解いただいた上ご来院下さい。
何か分からないことがございましたら、予め当院にお問い合わせください。
なお、今回の内容は近い将来HPにも記載させていただきます。
それまではこちらの情報をご参照いただけると幸いです。
では、よろしくお願い申し上げます。
当院周辺地域でもインフルエンザAの流行が本格化しています。
うつらないためには手洗いとマスク、是非心がけ下さい。
お子さんが熱が出てしまった場合は当院で診察させていただきます。
本人が元気であれば慌てる必要はありませんが、診療時間内であれば是非お越し下さい。
発熱してから半日以内でも当院では検査を行っています。
さて、当院では予防接種や乳児健診を積極的に行っています。
最近、予防接種でご来院された際に「どのワクチンを打てばよいか分からない」などのご質問、ご意見を多く頂戴しています。
予めお問い合わせいただくのでも良いのですが、電話ではなかなか伝えづらい内容ですので今回はこのブログで大筋を記載しておくことにします。
1. 0歳児の健診・予防接種スケジュール
例えば初めてのお子さんで、1ヶ月健診で問題ないと言われてもお子さんの育ち具合が大丈夫かどうか、まだまだご不安な親御さんは多いのではないでしょうか。
そんな親御さんは2,3ヶ月の時点で当院の健診を受けてみては如何でしょうか。
※無料券がない場合は実費をいただきます。料金はお問い合わせください。
7ヶ月頃の健診(横浜市では無料券2枚目の期間)の健診も是非当院にお越し下さい。
また、当院では2ヶ月から同時接種で予防接種を進めていくことをお勧めしております。
同時接種を行う事によりご来院いただく手間が少なくなりますし、同時接種により特別に予防接種の副反応が起きやすくなるという報告は今のところありません。
それぞれの予防接種は4週以上間隔を開けて接種していく必要がありますが、予約を早めに取っておけばちょうど毎月、4週間ごとに予防接種を進めていくことが可能です。
ロタウイルスワクチンは自費ですが、実際にかかったときには重症な胃腸炎になりやすいこと、そして腸重積という厄介な合併症があること、逆に接種した場合の効果が十分にあることから接種をお勧めしています。
当院お勧めのスケジュール一覧は以下の通りになります。
更に当院では、午後の時間枠で早めに予約を取っていただければ健診と予防接種を同時に行うことが可能です。
(現在試験的に行っている朝の乳児健診・予防接種の時間帯ではいずれか片方のみになります。)
是非ご利用下さい。
2. 1歳児の健診・予防接種スケジュール
1歳になるとまた多くの予防接種が接種可能になります。
多くの方は6種類の予防接種が可能になるのですが、種類が多すぎてどのワクチンを打てば良いか分からない、という意見を時折耳にします。
当院お勧めのスケジュール一覧は以下の通りになります。
当院としては、1歳になったらまず不活化ワクチンであるヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、4種混合ワクチンを接種することをお勧めします。
その後1週間以上空けて、つまり次の週の同じ曜日以降に生ワクチンであるMRワクチン、水痘ワクチン、ムンプスワクチン接種をお勧めします。
おたふくかぜを予防するムンプスワクチンは任意予防接種でお金の負担がありますが、おたふくかぜにかかったときに難聴になる方がいらっしゃいますし昨年は当院近辺でもかなり流行しましたので、こちらも一緒に接種されることをお勧めします。(そういえば先ほど、NHKのニュースでも取り上げられていました。)
午後の予約であれば、このいずれかと12ヶ月の健診を同時に行う事も可能です。
水痘の予防接種は半年後を目安に、もう一度接種しましょう。
おたふくかぜワクチンの2回目接種のタイミングは関係者により意見が分かれるところですが、3歳の日本脳炎ワクチンとの同時接種、幼稚園に入る前の接種、年長さんになってMRワクチンとの同時接種などはいかがでしょうか。
3. まだB型肝炎ワクチンを接種していないお子さんと親御さんへ
B型肝炎ウイルスは知らないうちのうつし合いがあることが分かっています。
B型肝炎ウイルスにかかってしまうと劇症肝炎という命に関わる病気になったり、将来的には慢性肝炎から肝硬変、肝がんになってしまう方もいらっしゃいます。
B型肝炎ワクチンを接種する際、2016年4月以降に生まれた赤ちゃんには国の補助が出ますが、それ以前に生まれた赤ちゃんは残念ながら自費となります。
ただ、世界の大多数の子どもたちは普通に接種しているワクチンです。
お子さんがB型肝炎にかかって困らないように、そしてうつし合いを防ぐために、皆様には接種をお勧めしています。
我々医療従事者は大人になってから接種することが多いですが、それでも大抵の方は免疫がつきます。
当院では同時接種を行っていますが、B型肝炎も同時接種が可能です。
例えば最近1歳になられたばかりのお子さんであればこのような接種スケジュールが組めます。
B型肝炎ワクチンは1回目の接種から4週後に2回目を打つのが目安になります。
また、3歳になったとき日本脳炎ワクチンと同時接種でB型肝炎ワクチン接種最初の2回を済ませる手もありますし、年長さんになったときにMRワクチンと一緒に最初の1回を接種することも可能です。
B型肝炎ワクチンをまだ接種されていない方、是非ご検討ください。
注意:上記の説明はわかりやすさを優先していますので、乳幼児健診や予防接種の細かいルールについてはあえて記載しておりません。
お手数をお掛けいたしますが、予め自治体から配付されている資料などにも目を通していただき、必ず乳幼児健診や予防接種のルールについてご理解いただいた上ご来院下さい。
何か分からないことがございましたら、予め当院にお問い合わせください。
なお、今回の内容は近い将来HPにも記載させていただきます。
それまではこちらの情報をご参照いただけると幸いです。
では、よろしくお願い申し上げます。
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