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卵アレルギー予防のためにも乳児湿疹は早めにしっかり治しましょう!

今日は。
普通この時期に胃腸炎が流行ったりインフルエンザが流行ることは余りないのですが、未だに流行が続いているようです。
くれぐれも体調管理にはお気を付け下さい。

今週は診察以外の仕事もそこそこ入っています。
木曜日は休診日ですが、午前中に某幼稚園にお邪魔して検診をさせていただきました。
そして夕方からは講演会で現在当院で作っているeラーニングについてお話しをさせていただきました。
そしてこの週末はアレルギー学会が開催されています。
初日は金曜日なので学会は参加せず、普通に診療を行いました。
2日目は土曜日、当初は診療終了後の午後学会に参加するつもりだったのでしたが、夕方に緑区医師会の勉強会で当院の経口食物負荷試験の成績について発表させていただきましたのでこちらを優先しました。
発表のためにこの1年の経口食物負荷試験のデータを見直しましたが、やはり当院の経口食物負荷試験はやや慎重ですが安全に行えていることを再確認出来ました。また、多くの先生方が関心を持っていらっしゃることも改めて認識できました。

そして、3日目の本日は日曜日なのでアレルギー学会に参加しています。
金曜日に日本小児アレルギー学会からプレスリリースがあったのをご存じの方も多いのではないでしょうか。
マスコミ報道でもご存じの方が多数いらっしゃると思います。
ただ、私が記事を眺めている限り誤解を招きかねない見だし、内容の記事も残念ながら見受けられます。(さすがにどこの新聞とは書けませんが、、、)
元となる論文を執筆された先生ご自身のご講演を拝聴した上、こちらでも簡単にまとめておきます。

一言で書くと卵アレルギーの「予防」の話です。
まず、乳児湿疹がないお子さんは今回の話しの対象外であり、「普通に」離乳食を始めて問題ありません
そして、大事なことは離乳食が始まる前に乳児湿疹が出てきた赤ちゃんは、まず皮膚をなるべく早めにキレイにした方が良いとのことです。
例えば3、4ヶ月の時点までに皮膚が荒れている方は早めにお子さんになれている皮膚科、アレルギーに詳しい小児科に受診の上治療を行い、なるべく皮膚をきれいにした方が卵アレルギーは防げると言うことです。
ただし私の知る限り皮膚科でも小児科でも、乳児湿疹の治療にそれほど積極的ではない先生もいらっしゃいます。受診しても湿疹がつるつるにならない、症状がおさまらない場合にはまずその先生と相談してただき、そのお話しの中で親御さんに違和感があるようであれば他の先生に相談というのが妥当でしょう。
私自身も赤ちゃんの皮膚の治療を積極的に行っていますが、症状が手強くて治療に手こずる方は確かにいらっしゃいます。単純に「治らない=その先生の方針がおかしい、腕前が悪い」とは思いません。
なかなか状況がよくならない、赤ちゃんの皮膚がなかなかつるつるにならない時に親御さんが理解出来るような説明をしてくださる、次の手をちゃんと示せる先生であれば信頼して通院を続けて宜しいかと存じます。

そして、無事に離乳食を始める前、5〜6ヶ月で皮膚がきれいに落ち着いたら「治療を続けて皮膚をキレイに保った上」微量から加熱卵をほんの少量から食べ始めると1歳の時に卵アレルギーが出現する率が明らかに減らせると言うことです。
ここでも大事なのは皮膚がキレイな状態、なるべく湿疹が無い状態を保つことです。実際、今回の報告でも皮膚の治療が不十分で荒れていた方は卵アレルギーが出てしまったとのことです。
当院では元となる論文が昨年12月に出て、内容をざっと確認した上(今回の発表から半年前から)年明け以降該当する患者さんには固ゆで卵黄を少しずつ食べていただくようにお話ししています。
実際に食べていただく食物、量、頻度につきましてはその患者さん、親御さんの状態を踏まえた上個別に相談させていただいております。
今回の発表を受けて細かい方針の修正をさせていただく方がいらっしゃるかもしれませんが、基本的には当院に乳児湿疹で受診されている方に対する治療の基本方針は変わりません。該当される方はご安心下さい。

横浜市緑区十日市場近辺の方で赤ちゃんの湿疹が気になる方は是非気軽に当院にお越し下さい。
横浜市北部、青葉区や都筑区などにお住まいの方でお子さんの乳児湿疹を近くの先生に見てもらっているけど湿疹が残っている、でも先生には「このままで良い」と言われているので不安がある、などという方も大歓迎です。
当院では以前より乳児湿疹の治療も積極的に行っておりますし、食物アレルギーが出てしまった場合も経口食物負荷試験も含めて一通りの診療が出来ます。
上記に当てはまるけど十日市場まで行くのはちょっと、、、という方は是非近くのかかりつけの先生と相談してみてください。

では、引き続きアレルギー学会で勉強してきます。

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