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当院受診に関してのポイント集:アレルギー診療(2020年5月)

 当院、十日市場こどもクリニックでは横浜市緑区内の数少ないアレルギー専門医として、主に小児を対象とした完全予約制のアレルギー外来を開いています。

★ 当院の売りその1:食物アレルギー診療

院長は小児アレルギー診療を専門としており、特に一番得意な食物アレルギーに関しては十日市場地域のみならず横浜市緑区および周辺地域の方を診療させていただいています。
 食物アレルギーに関しては少しでも食べておいた方が治りが良い、逆に食べないと治らないどころか食べられなくということが分かりつつあります。一方、リスクの高い方、例えばたくさん食べるとゼーゼーするなど強い症状が出る患者さんががどのタイミングでどのくらい食べれば良いか、というさじ加減はまだ専門家の領域ですので是非当院で御相談下さい。
 また、最近では乳児湿疹やアトピー性皮膚炎が食物アレルギーやダニアレルギーにかなり悪さをすることが分かってきたので、食物アレルギー予防のためにも赤ちゃんの肌荒れにも積極的に対応しています。食物アレルギーが出てからでも当院では専門病院に準じた対応が可能ですが、長年多くの食物アレルギーの患者さんを診療してきた立場からすると「食物アレルギーは予防できるに越したことはない」です。
 赤ちゃんの肌荒れが気になるようでしたら是非早めに近くの先生を受診してください。十日市場周辺地域の方でしたら是非当院にお越し下さい。まず赤ちゃんのお肌をつるつるに、きれいにしましょう。

★ 当院の売りその2:乳児湿疹、小児アトピー性皮膚炎診療

お子さんの乳児湿疹、アトピー性皮膚炎の治療も積極的に行っています。
 特に最近、赤ちゃんの乳児湿疹やアトピー性皮膚炎を良い状態に保つことで将来、多くのアレルギーを予防出来ることが分かってきました。ただ皮膚の状態を良くして親子共々余計な苦労をしなくて済む(QOLを上げる)だけでなく、食物アレルギーやダニアレルギーを予防するために赤ちゃんの皮膚は積極的に丁寧に治療させていただいております。
 またお薬を処方するのが目的ではなくお子さん方の皮膚の状態を良くする、良い状態を保つのが当院の治療の目的です。よってステロイドの塗り薬などをただお出しするだけでなく、使い方の説明やスキンケアについての説明もなるべく行っています。
 上記のように赤ちゃんの湿疹、アトピー性皮膚炎は徹底的に治療するようにしていますが、現時点ではそれ以上の年齢の方の治療はお子さんやご家族がより快適な生活を送れることを目標とし、柔軟に対応しています。

★ 当院の売りその3:アレルギー性鼻炎(スギ花粉症、ダニアレルギー)の舌下免疫療法

当然ながら花粉症=季節性アレルギー性鼻炎および結膜炎の治療、ダニアレルギー=通年性アレルギー性鼻炎(+α)の免疫療法もアレルギー専門医として積極的に対応しています。
 2020年の春は2月から4月までスギ・ヒノキ花粉が飛んでいたので多くの方にご来院いただきました。花粉が飛ぶシーズン中はまず原因をはっきりさせて(採血でデータを確認することが多いです。)、花粉症=季節性アレルギー性鼻炎と診断すれば必要な薬物治療を行っています。
 最近小さなお子さんの花粉症が増えています。昔は信じられませんでしたが、今では3歳以上では普通に花粉症の方がいらっしゃいます。2歳台で花粉症の診断が確定した方も今シーズンは相当数いらっしゃいました。一方、小さなお子さんだと花粉症と思いきや実は風邪が長引いていたり副鼻腔炎があったりする方も多いので、気になる方は一度気軽に受診して下さい。
 また、普段からずっと鼻水が止まらない、鼻が詰まる方はダニアレルギー=通年性アレルギー性鼻炎の方が多いです。意外と自分では症状に気づいていないお子さんも沢山いらっしゃいます。気になる方は是非一度受診してみてください。
 舌下免疫療法は十日市場駅周辺のクリニックでは2020年5月の時点で唯一当院のみが施行している治療です。スギ花粉症、ダニアレルギーによるアレルギー性鼻炎に対して有効な方が多い治療ですが、定期的な通院が3〜5年必要になるので無理なく数年間通えるクリニック・病院での治療をお勧めします。最近は小児でもスギ・ダニとも十分に効果があり両方同時に治療しても問題がないことが分かってきたので、当院でも積極的に免疫療法を行うようになりました。
 お子さんでも親御さんでも構いませんのでご興味のある方は是非受診、御相談ください。

★ 小児気管支喘息の治療もやっています!

10年以上前は小児気管支喘息の患者さんをかなり診察していましたが、治療の進歩により重症の方はかなり減りました。喘息で入院するお子さんはかなり減り、当院に限らず地元のかかりつけの小児科クリニックで殆どのお子さんの喘息は抑えられるようになりました。
 ただ、小学校以上になっても喘息が残る方は将来の影響を考慮するとなるべく小児科クリニックを定期受診していただき、小児科のアレルギー専門医(ないし小児喘息を十分に理解して治療や検査に慣れている先生)が定期的に検査を行い状況を確認した方が良いです。大人の喘息はなかなか治りにくい病気として捉えられることが多いのですが、小児ぜんそく、小児気管支喘息は「大人まで残ったとしてもうまく付き合っておけば大人になって困らずに済む」病気です。小児ぜんそくとのうまいつきあい方については内科医より小児科医、特に小児科のアレルギー専門医が得意とするところです。

★ 食物アレルギー、舌下免疫療法は成人も対応可能です。

大人の方でもアレルギーで困っている方は多いと思います。
 一方、当院の周りにはちゃんとした内科、皮膚科、耳鼻科、眼科などの先生が揃っていらっしゃいます。
 当院としては大人の気管支喘息、アトピー性皮膚炎の治療は行っておりません。地域の先生方にお願いしております。
 当院が大人でも対応しているのは成人だと専門とされる先生が少ない「食物アレルギー」、および2020年5月現在周辺に対応されている先生が他にいらっしゃらないアレルギー性鼻炎の「舌下免疫療法」の2つです。
 花粉症の薬物療法に関しては、お子さんがいらっしゃってなかなか他のクリニックに受診がしづらい親御さんは対応させていただいております。大人だけで受診可能な方は耳鼻科、内科などの受診をお勧めしています。

★ 当院のアレルギー診療の流れ:初診は一般診療受診をお願いします。

アレルギーで当院を受診希望される方の流れはだいたい以下の様になっています。
1. 初診時は一般診療外来を受診していただきます。(紹介状をお持ちの方も原則同様です)
 特に初診の方は診察、検査などにどの位時間がかかるか診察前には読めません。意外とあっさり話しが終わる方もいらっしゃれば、全部で1時間程度かかる方もいらっしゃいます。
 アレルギー外来で受診を希望される方は風邪の方もいらっしゃる一般診療外来での受診に尻込みされる方も相当数いらっしゃいますしそのお気持ちはよく分かります。ただ、アレルギーで受診される方の初回診察はどのくらい時間がかかるか分からないものです。5分程度で終わることもあれば40分ほど費やすこともあります。アレルギー専門クリニックとして受診して下さる皆様に対して診療の質を保つため、説明が必要である場合に十分に説明する時間を確保するために初診の方は比較的融通が利く一般診療外来での受診をお願いしております。
2. 受診時の御相談次第で再受診時のアレルギー外来の予約を当方からお取りいたします。
3. 受診していただいた上で必要と判断した場合は経口食物負荷試験の日程調整を行い、後日当院にて負荷試験を行います。
 なお、例えば重症の牛乳アレルギーで治療を希望される方など専門家の立場から見ても明らかに対応が難しい患者さんは無理せず適切な専門施設に紹介させていただきます。

★ アレルギー外来でも是非Web問診を御利用下さい!

なお、当院では2019年5月よりWeb問診を導入しました。ご来院いただく前に予め聞かれる内容に答えておく、パソコンやスマホで問診票を記載しておくというコンセプトです。小児科でまだ導入しているクリニックは少ないようですが、当クリニックのコンセプトに合っているのでいち早く導入しました。
 実際に運用を開始して驚いたのですが、「クリニックに来てから問診票を書かなくて済む」ことが親御さんからは予想以上に大好評です。予約を入れてご来院いただくまでの間の時間で予め入力をしておくとクリニックに来院されてからの手間が大幅に省けます。
 ちなみにクリニック側からすると、Web問診に入力していただいた方はカルテに打ち込む時間が短縮出来るようになりました。その分多くの患者さんに余裕を持って説明したり、または風邪の流行る時期は多くの患者さんを診察出来るようになっています。つまり、Web問診を御利用いただけると皆さんの待ち時間が減らせることが分かりました。
  一方、例えばお子さんが発熱して保育園から呼ばれてその足で受診、という方ですとWeb問診に入力する暇がないため従来通りの手書き問診票の方が良い、という状況もあるようです。親御さんの状況次第で使い分けていただくのは構いません。
 当院としてはWeb問診を御利用いただけると助かりますが、引き続きご来院いただいてから問診票に記載していただく方式でも対応させていただきます。

★ アレルギー外来は予約時間「前」にご来院下さい!


ご来院いただく時間ですが、例えば14時45から15時までの予約枠の場合
★14時45分までにお越しいただければ十分な時間を確保出来ます。
★14時45分から15時前にお越しいただいた場合はなるべく一通りの対応をするようにしていますが、その分15時以降予約の患者さん方をお待たせする可能性があります。
★事前連絡無く15時以降にご来院いただいた場合には出来る範囲での対応は行いますが、予定していた検査や説明が出来ない場合があります。最悪、診察などが出来ずそのままお帰りいただくこともあります。
★その日にご来院いただけずご連絡もいただけなかった場合、予約日以降にご連絡をいただいてもアレルギー外来枠の時間変更は行いません。
 ご自身で改めて上記一般診療予約をお取りいただきご来院いただきますようお願い申し上げます。

★ アレルギー外来の予約時間に遅刻しそうな場合、ないし受診が出来ない場合は予め電話でご連絡ください。

上では厳しめなことを書きましたが、実際には急な用事で遅刻することになったり受診が出来なくなる場合もあるのは重々承知しております。
 予め、当日までに診療時間中にご連絡をいただければ可能な限り融通を利かせて対応させていただきますので、迷った場合でもお気軽にご連絡、御相談ください。アレルギー外来枠の空いている時間への変更が可能ですし、遅刻する可能性がある場合も予めご連絡いただければなるべく診療時間を確保しています。

★ 時間予約制の外来ですが、たまにお待たせしてしまうことがあります。

当方でもアレルギー外来はなるべく時間通りの進行を心がけておりますが、アレルギー外来と同時進行している経口食物負荷試験の患者さんの症状が出現して対応が必要になる、患者さんの今後の方針の相談に時間がかかるなどの状況が重なると1時間程度お待たせすることがあります。
 当方としても出来る限りの努力はさせていただきますが、ご来院いただける皆様にも上記のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

★ アレルギー外来に関する注意事項

時間予約をお取りいただいたうえ、以下の行為をされた方は今後、予告なしで予約受付を停止する可能性があります。
 × 時間予約の連絡無し無断キャンセルを2回以上行った方
 × 予約当日に連絡無しで予約システムからの時間予約キャンセルを「繰り返した」方

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当院の時間予約(乳児健診、予防接種、アレルギー外来)について予め知っておいて頂きたいこと

今晩は。
漸く夏の暑さもピークを過ぎたようですね。
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 そして、特に10月から12月、インフルエンザワクチンを接種する時期には時間予約枠を御利用いただける方が非常に多く、昨年の時点でも既に予約を取るのに苦労されている方を多くみかけます。
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例えば予約時間が「14:45」ないし「14:45〜15:00」となっている場合、必ず14:45までにご来院下さい。
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 昨年秋に、該当する論文を自ら執筆し発表しております。
 査読制度のある雑誌に自分の論文を掲載していただくことは結構なハードルがあります。
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