スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

6月, 2022の投稿を表示しています

当院受診に関してのポイント集:乳児健診、予防接種(2022年7月)

  ここでは当院の乳児健診・予防接種に関する注意事項を記載しています。  まだ 当院受診に関してのポイント集:まとめ(2022年7月) をご覧いただいていない方は必ずこちらもご参照ください。 ★ 初めて当院の乳児健診や予防接種を受けられる方は 当院HPの「予防接種と乳幼児健診」ページ もご参照ください!  特に最近の予防接種のスケジュールは複雑になっています。  より多くの病気を予防接種により防げるようになってきたのは間違いなく医学の進歩でありお子さんにとっても間違いなく良いことですが、親御さんにとってはそれだけわかりにくい、混乱しやすい状況になってきています。  予防接種のスケジュールについては 当院HPの「予防接種と乳幼児健診」ページ でも解説しておりますのでまずはそちらをご参照ください。  当院の予防接種予約では2ヶ月から5ヶ月までに接種するワクチンのセットを作成してあります。そちらを選んでいただくと分かりやすいと思います。  また、1歳過ぎでは不活化ワクチンセットを選んでいただき、1週間以上後に生ワクチンセットを選んでいただくと分かりやすいです。(逆の順でも良いです)   ご参照いただいても打つ順番や適切なタイミング、適切な組み合わせが分からない場合、迷う場合はご遠慮なく診療時間中に電話で御相談いただいても構いません。  ただし、話が複雑すぎるなどの理由でお電話での説明が難しい場合は受診していただき、直接対面形式で相談させていただくこともあります。 ★ 当院の乳児健診・予防接種は事前予約制です。  現時点では60日前から前日まで Web予約 で事前に予約を取れますので、状況次第では「次の次」の予約まで入力が可能です。  当院の乳児健診・予防接種の予約はインフルエンザワクチンを接種する時期、10月から12月までが大変混み合います。この時期に該当する方はなるべく早いタイミングで予約を入れていただくことを強くオススメします。  一方、直前の時期でもキャンセルが発生した分虫食いのようにぽっかりと予約枠が空いていることがあります。宜しければ是非ご利用ください。  また、乳児健診と予防接種の予約を同じ日の立て続けの時間(例えば14時半の乳児健診枠と14時45分の予防接種枠)に入れていただくのは通院回数が減らせますのでお勧めします。例えば1歳になった直後に12ヶ月健診と不

当院受診に関してのポイント集:アレルギー外来(2022年7月)

  当院、十日市場こどもクリニックでは横浜市緑区内の数少ないアレルギー専門医として、主に小児を対象とした完全予約制のアレルギー外来を開いています。  まだ 当院受診に関してのポイント集:まとめ(2022年7月) をご覧いただいていない方は必ずこちらもご参照ください。  以下長文ですが、前半に当院のアレルギー診療の特徴を書いています。  後半にアレルギー外来受診の段取り、注意点などについて記載しています。 ★ 最初に:まず赤ちゃんの皮膚をきれいにしよう!!  この数年で⾚ちゃんの肌荒れ(乳児湿疹、乳児アトピー性皮膚炎)と⾷物アレルギーの間に強い関係があることが分かってきました。  ⾚ちゃんの⽪膚が荒れていると、そこから⾷べ物やダニなどが⼊ってきてしまい、将来のアレルギーの元になることが分かってきました。  今までだと⾚ちゃんの肌が荒れているのはある程度しょうがない、⾚ちゃんの肌には⽯けんを使わなくて良い、ステロイドはなるべく使わずに様⼦を⾒ることが多かったように⾒えます。  その結果として放置された肌荒れは、将来⾷物アレルギーや気管⽀喘息、アレルギー性⿐炎などが次々と出てしまうアレルギーマーチの元になってしまう、そしてお⼦さんがずっとアレルギーで困り続ける可能性が⾼いのです。   肌荒れが気になる⾚ちゃん、乳児湿疹がある⾚ちゃんはなるべく早い段階(出来れば3〜4ヶ月まで)に、正しいスキンケア、必要な場合はステロイド外用薬も使った治療を開始し、お肌をつるつるに保つ事が大切です。  そして、お肌をつるつるに保ったうえ離乳⾷を⼯夫することにより⾷物アレルギーが防げるかもしれないということも分かってきています。  (興味のある⽅は petit study で検索してみてください。)  食物アレルギーが出てからでも当院では専門病院に準じた対応が可能ですが、長年多くの食物アレルギーの患者さんを診療してきた立場からすると「食物アレルギーは予防できるに越したことはない」です。  ⼼当たりのある⾚ちゃんの親御さんは、是⾮気軽に当院や近くの⾷物アレルギー診療が得意な⼩児科(=赤ちゃんのスキンケアの重要性を理解している小児科)にお⼦さんをお連れください! ★ 当院の売りその1:食物アレルギー診療  院長は小児アレルギー診療を専門としており、特に一番得意な食物アレルギーに関しては十日市場地域

当院受診に関してのポイント集:一般診療(2022年7月)

  十日市場こどもクリニックは「十日市場の小児科クリニック」です。また、「小児アレルギー専門クリニック」でもあります。  ここでは風邪をひいていない方の当日診察、一般診療について記載しておきます。  まだ 当院受診に関してのポイント集:まとめ(2022年7月) をご覧いただいていない方は必ずこちらもご参照ください。 ★ 一般診療は現在「風邪をひいていない方」の診察時間としております。  発熱・感染症外来を設置したため当院では現在、 一般診療の時間帯は「風邪を引いていない人の診療時間」として診療を行っています。  受診出来る方は過去48時間以内に37.5℃以上の発熱、咳嗽、頭痛、咽頭痛、下痢症、嘔吐が「ない」お子さんと親御さんです。  Web問診を入力された際に「 本日はアレルギー外来、一般診療等ではなく発熱・感染症外来を受診してください 」という表示が出た場合にはお手数をおかけしますが 一般診療の予約を取り消していただき、改めて発熱外来の予約をお取り下さい。  そのまま予約が残っていても勝手ながら当方で(原則メールをお送りした上)予約を取り消させて頂きます。  鼻汁に関してはあえて基準に入れておりません。  ただし新型コロナウイルス感染症の感染状況が落ち着くまでの間、念のため当院での鼻吸引は中止しております。鼻を吸引してあげたいお子さんをよく見かけるのですがその都度泣く泣く見送っています。感染対策として御理解の程よろしくお願い申し上げます。 ★ 一般診療の診療時間  一般診療の診療時間の設定は以下の通りです。  平日の午前:10:30〜11:00( Web予約 は当日の7時半から診療終了時まで受付)  土曜日午前:9:30〜10:30( Web予約 は当日の7時半から診療終了時まで受付)  月・水・金の午後:17:00〜17:30( Web予約 は当日の正午から1診療終了時まで受付)  予約状況により上記は変更する場合がありますので、 必ず予約取得時には診療開始時間と順番をご確認下さい。  また当日ご予約頂いた後に診療時間を変更する場合には当方からメールをお送りしておりますので、予約取得後も時折メールを確認していただきますようお願い申し上げます。   赤ちゃんの肌荒れ、便秘、花粉症や食物アレルギーなどの方で風邪を引いていないけれど当院を受診されたい方は、是非こちらの

当院受診に関してのポイント集:発熱・感染症外来(2022年7月)

   十日市場こどもクリニックは「十日市場の小児科クリニック」です。また、「小児アレルギー専門クリニック」でもあります。  ここでは風邪をひいている方の当日診察、「発熱・感染症外来」について記載しておきます。  まだ 当院受診に関してのポイント集:まとめ(2022年7月) をご覧いただいていない方は必ずこちらもご参照ください。 ★ 発熱・感染症外来は現在「風邪をひいている方」の診察時間としております。  当院に受診してくださる多くの風邪を引いていない患者さんやスタッフを新型コロナウイルスを含めた病気のうつし合いから守るため、当院では現在一般診療の他に風邪をひいている方の診療時間、すなわち 「発熱・感染症外来」の時間帯を設定し、時間を分けて診察しています。   受診の対象となる方は「過去48時間以内に37.5℃以上の発熱、咳嗽、頭痛、咽頭痛、下痢症、嘔吐があるお子さん」です。  発熱・感染症外来の時間帯も患者さんどうしの病気のうつし合いを防ぐべく当院としては留意して診察をしておりますのでご安心下さい。  ※上記条件に当てはまる親御さんは内科を受診してください。現在大人の風邪症状の方の診察は停止しております。  ※新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者に当たるかたも現在当院では診察をしておりません。(クリニックの構造上駐車場での診察が出来ないためです)  また、 手元に迅速抗原検査キットがある方は是非使用していただき、結果を確認してください。  陰性の場合はそのままご来院いただいて構いませんが、 陽性の場合は当院を受診せず、まず「横浜市新型コロナウイルス感染症コールセンター:045-550-5530」(24時間対応)にご連絡ください。 ★ 発熱・感染症外来の診療時間  発熱・感染症外来の診療時間の大まかな設定は以下の通りです。  平日の午前:11:15〜12:00( Web予約 は当日の7時半から11時45分まで受付)  土曜日午前:10:45〜12:00( Web予約 は当日の7時半から11時45分まで受付)  月・水・金の午後:17:45〜18:30( Web予約 は当日の正午から18時まで受付)  各外来の予約状況により上記は適宜変更しております。  必ず 予約取得時には診療開始時間と順番をご確認下さい。  また当日ご予約頂いた後に診療時間を変更する場合には当方から

当院受診に関してのポイント集:まとめ(2022年7月)

 いつも当院を受診していただき、またこのブログをご覧いただきありがとうございます。  おかげさまで当院は開院して6年余りが経過しました。  コロナ禍にも関わらず引き続き多くの患者さんに当院を受診していただき感謝致します。  引き続き皆様が気持ちよく、そして効率的・効果的に当院を御利用していただくために2年ぶりに「当院受診に関しての注意点」を改訂し、以下にまとめて記載しておきます。 0. 原則的に当院が責任を持って診察させていただく患者さん ★  中学3年生までのお子さん  ○ 明らかに他の科を受診した方が良さそうな方はWeb問診を確認のうえメールで他院受診をお勧めすることがあります  ※ 高校生相当年齢以上の方は内科受診をお願いします  ○ 子宮頚癌予防ワクチン、日本脳炎の救済措置などの予防接種は高校生以上でもなるべく承ります ★ 高校生以上で当院アレルギー外来に定期通院されている(=次回のアレルギー外来予約が入っている)患者さん ★ 以下の条件に当てはまる親御さん ○ 食物アレルギーの方 ○ 花粉症、アレルギー性鼻炎があり特に舌下免疫療法をご希望なさる方 ※ 以前は風邪症状のみの親御さんも診察していたのですが、コロナウイルス感染症流行に伴い一時中止しています 1. 当院を受診される際には Web予約 、 Web問診 の入力が必須となります!  まずお願いしたいことは、 当院では受診前に「全ての診察には事前の Web予約 が必要であり、予防接種以外の全ての診察では事前の Web問診 入力完了が必須」です。   アレルギー外来、一般診療、発熱外来(後述)では両方の入力が済んでいる方はクリニック内に入れますが、未入力の方は入れません。(入り口にも掲示させていただいております)  ご来院いただいたとしても両方の入力が済んでいない方はいったんクリニック外に出て頂き、両方の入力が完了して予約の順番が近づいてから改めて入って頂きます。  より多くの患者さんを診察するためには敷居が低い、気軽にいつでも受診出来るに越したことはないのは重々承知しております。  しかしいつでもどんな方でも受診OKとすると、実際には混み合った診察室内で待ち続けることにより患者さんとご家族の時間を浪費したあげく新型コロナウイルス感染症も含めた風邪のうつし合いの元になる可能性が高いです。  またWe

当院の診療体制アップデート(6月13日現在)

  今晩は。  ようやくオミクロン株の流行も徐々に下火になってきました。  当院でも時折コロナ陽性の方が出ておりますが頻度はかなり減ってきていると感じています。  ただ今後も新型コロナウイルス感染症が一気になくなるとは思えないこと、普段元気なお子さんや親御さんがかかっても殆どの方は風邪症状で済むのですが妊婦さんや元々の病気がある方がかかると症状が重くなるリスクがあるのは変わらないため、今後しばらくの間は発熱外来を含めた臨時の体制で診療を続けざるを得ないと考えております。  以下、1月下旬に記載した内容を元に現在の当院の診療体制を改めて記載しておきます。かなり内容が重複しますが、同じ内容であっても改めて記載し直すことにします。 1. 当院を受診される際には Web予約 、 Web問診 の入力が必須となります!  まずお願いしたいことは、 当院では受診前に「全ての診察には事前の Web予約 が必要であり、予防接種以外の全ての診察では事前の Web問診 入力完了が必要」です。  ※一部乳児健診の Web問診 では入力内容が不十分なものがありますが、今後適宜修正していきます。   アレルギー外来、一般診療、発熱外来(後述)では両方の入力が済んでいる方はクリニック内に入れますが、未入力の方は入れません。(入り口にも掲示させていただいております)  ご来院いただいたとしても両方の入力が済んでいない方はいったんクリニック外に出て頂き、両方の入力が完了して予約の順番が近づいてから改めて入って頂きます。  より多くの患者さんを診察するためには敷居が低い、気軽にいつでも受診出来るに越したことはないのは重々承知しております。しかしいつでもどんな方でも受診OKとすると、実際には混み合った診察室内で待ち続けることにより患者さんとご家族の時間を浪費したあげく新型コロナウイルス感染症も含めた風邪のうつし合いの元になる可能性が高いです。またWeb問診で事前に情報を入力していただくことによりより適切な診療対応が可能になっています。(時には当院を受診せず直接○○科のクリニック・病院を受診していただいた方がお子さんの為になるというご連絡を差し上げることもあります)  当院の限られたマンパワーやクリニックの構造、限られた時間という現状の環境の中で適切に診療の質を落とさずに患者さんの診療を続けるためにもWe