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当院では4ヶ月健診、1歳半健診、3歳健診も承ります!(保健所集団検診の休診期間に該当する方に対して)※5月25日一部修正・追記有り

今日は。 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い社会的にも色々な影響が出ていますが、小児科医として最も気にしていたことの1つは区福祉保健センター(保健所)の集団健康診査(健診)、すなわち「4ヶ月健診、1歳半健診、3歳児健診」の休止でした。 適切な時期に健診を行うことで早いうちからお子さんに適切な対応を取ることはとても大事なことです。 本日医師会および横浜市から連絡があり、集団検診を特例措置として当院でも行うことになりました。 つまり、 4月から6月に保健所の健診を受けられなかった方は代わりに当院で健診を受けることが出来ます! ※5月25日追記:6月も保健所の集団健診が中止になりました。 時間帯は当院での本来の乳児健診、予防接種の時間帯に先着順で承ります。 当院での受診をご希望なさる方は 当院の予約システム で前日までにご予約ください。 ★4ヶ月健診の方は「 臨時健診4ヶ月 :横浜市個別委託乳幼児健診(特例措置)事業」を選択して下さい。 ※5月25日追記:ご希望なさる方で24週間以上前に初回B型肝炎ワクチンの接種を済ませている方は、今回の臨時健診と一緒にB型肝炎ワクチン3回目の予防接種も同時に可能です。その場合は予め「 臨時健診4ヶ月 :横浜市個別委託乳幼児健診(特例措置)事業 +B型肝炎ワクチン 」の項目を選択してください。  受診当日に予防接種を追加することは出来ません。また、他のワクチンの同時接種はお断りします。 ★1歳半健診の方は「 臨時健診1歳6ヶ月 :横浜市個別委託乳幼児健診(特例措置)事業」を選択して下さい。  また、ご希望なさる方で3ヶ月以上前に水痘ワクチンの接種を済ませている方は、今回の臨時健診と一緒に水痘2回目の予防接種も同時に可能です。その場合は予め「 臨時健診1歳6ヶ月 :横浜市個別委託乳幼児健診(特例措置)事業 +水痘ワクチン 」の項目を選択してください。  受診当日に予防接種を追加することは出来ません。また、他のワクチンの同時接種はお断りします。 ★3歳健診の方は「 臨時健診3歳 :横浜市個別委託乳幼児健診(特例措置)事業」を選択した下さい。  また、ご希望なさる方は今回の臨時健診と一緒に日本脳炎ワクチンの接種も同時に可能です。その場合は予め「 臨時健診3歳 :横浜市個別委託乳幼児健診(特例措置)事業 +日本脳炎ワクチン 」の項目を選択してく

風邪症状が4日以上続く場合は受診前に必ずWeb問診の入力か電話連絡をお願いします!

今日は。 早速ですが、厚労省から5月8日に以下の文書、「帰国者・接触者相談センター等に御相談いただく目安」が発表されております。 原文はこちらをご確認下さい。(PDF文書への直接リンクです) https://www.mhlw.go.jp/content/000628620.pdf 上記文書の一部のポイントを強調して以下に引用しておきます。 ○ 少なくとも以下のいずれかに該当する場合には、すぐに御相談ください。(これらに該当しない場合の相談も可能です。)  ☆ 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合  ☆ 重症化しやすい方(※)で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合 (※)高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD 等)等の基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方  ☆ 上記以外の方で 発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合 ( 症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合にはすぐに相談してください。 解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です。) (お子様をお持ちの方へ) 小児については、小児科医による診察が望ましく、帰国者・接触者相談センターやかかりつけ小児医療機関に電話などで御相談ください。 ※なお、この目安は、国民のみなさまが、相談・受診する目安です。これまで通り、検査については医師が個別に判断します。 上記発表もありましたので今後しばらくの間、 37.5℃以上の発熱または咳が4日以上続く 場合は 以下いずれかの対応をお願い申し上げます。 1. 横浜市の新型コロナウイルス感染症帰国者・接触者相談センター、045-664-7761に予めご連絡していただき当院受診が妥当かどうかを確認して下さい。 2. 順番予約をお取りいただいたうえ予めWeb問診に情報を入力していただく、ないし受診前に電話でのご連絡をお願い申し上げます。 (受診前に当方よりご連絡を差し上げて上記、045-664-7761への連絡をお願いすることもあります) Web問診ないし電話での事前連絡、ご相談により受診前に当院側で状況が分かっていれば上記症状の方でもなるべく診察させていただくつもりです。 しかし 事前のご連絡なく37.5℃以上の発熱または咳が4日以上

当院受診に関してのポイント集:まとめ(2020年5月)

 いつも当院を受診していただき、またこのブログをご覧いただきありがとうございます。  開院して4年が経過し、おかげさまで多くの患者さんに当院を受診していただけるようになりました。  皆様が気持ちよく、そして効率的・効果的に当院を受診していただけるようにこの度「当院受診に関しての注意点」を再度改訂し、以下にまとめて記載しておきます。 当院の特徴:各外来に共通すること ★ 当院は「予約優先」です。 院内で必要以上にお待たせすることを防ぐこと、診療時間を確保することにより診療の質を保つため、そして患者さん同士の風邪のうつしあいを少しでも防ぐために当院はいずれの外来も「予約優先」にしています。  予約の順番が取れて順番通り、もしくは診療時間前にご来院いただれば責任を持って診察させていただきますので、 予約だけは事前に当院の 予約システム から頑張って確保してください。予約が取れればあとは気軽にご来院下さい。  一般診療外来では予約無しでの直接来院もできる限り対応させていただきますが、長時間お待たせすることが多いうえ、運が悪いと受診出来ない場合もありますので 順番予約をお取りいだだいてからのご来院を強くお勧めいたします。  予防接種や乳児健診は60日前から前日までの予約です。状況次第では「次の次」の予約を取っていただいても構いません。  アレルギー外来は受診された際に当方から次回予約をお取りしています。 ★予約時間・日にち変更をご希望なさる場合は是非ご連絡ください。 確保してある受診予定の順番や時間までに 予めご連絡いただければ、可能な範囲内ではありますが極力予約の日程・時間変更などを承っています。  お子さんの体調が急に悪くなったり急な用事が発生して予定通りにご来院出来ない場合があるのは承知しておりますので、出来る限り融通はつけさせていただくようにしています。  確かに予約時間直前でも患者さん側から予約システムでご自身の予約枠をキャンセルをすることは可能ですが、ご連絡なく直前にキャンセルされた場合当院スタッフも心配しております。 直前のキャンセルはやむを得ない場合のみ、最小限にしていただき、可能であれば予め診療時間内にご連絡、御相談いただくことをお勧めします。 もしかしたら当院側から患者さんにとってより良い選択肢をご提案出来るかもしれません

当院受診に関してのポイント集:乳児健診・予防接種(2020年5月)

 ここでは当院の乳児健診・予防接種に関する注意事項を記載しています。 ★ 初めて当院の乳児健診や予防接種を受けられる方は 当院HPの「予防接種と乳幼児健診」ページ をご参照ください! 特に最近の予防接種のスケジュールは複雑になっています。より多くの病気を予防接種により防げるようになってきたのは間違いなく医学の進歩でありお子さんにとっても間違いなく良いことですが、親御さんにとってはそれだけわかりにくい、混乱しやすい状況になってきています。  予防接種のスケジュールについては 当院HPの「予防接種と乳幼児健診」ページ でも解説しておりますのでまずはそちらをご参照ください。  当院の予防接種予約では2ヶ月から5ヶ月までに接種するワクチンのセットを作成してあります。そちらを選んでいただくと分かりやすいと思います。また、1歳過ぎでは不活化ワクチンセットを選んでいただき、1週間以上後に生ワクチンセットを選んでいただくと分かりやすいです。  ご参照いただいても打つ順番や適切なタイミング、適切な組み合わせが分からない場合、迷う場合はご遠慮なく診療時間中に電話で御相談いただいても構いません。ただし、話しが複雑すぎるなどの理由でお電話での説明が難しい場合は受診していただき、直接対面形式で相談させていただくこともあります。 ★ 当院の乳児健診・予防接種は事前予約制です。 現時点では60日前から前日まで 予約システム で事前に予約を取れますので、状況次第では「次の次」の予約まで入力が可能です。  当院の乳児健診・予防接種の予約はインフルエンザワクチンを接種する時期、10月から12月までが大変混み合います。この時期に該当する方はなるべく早いタイミングで予約を入れていただくことを強くオススメします。  一方、直前の時期でもキャンセルが発生した分虫食いのようにぽっかりと予約枠が空いていることがあります。宜しければ是非ご利用ください。  また、乳児健診と予防接種の予約を同じ日の立て続けの時間(例えば14時半の乳児健診枠と14時45分の予防接種枠)に入れていただくのは通院回数が減らせますのでお勧めします。例えば1歳になった直後に12ヶ月健診と不活化ワクチン3種類接種、ないし生ワクチン3種類接種を同時に行うことが出来ます。  7ヶ月から11ヶ月の間の赤ちゃんは、乳児健診と同

当院受診に関してのポイント集:アレルギー診療(2020年5月)

 当院、十日市場こどもクリニックでは横浜市緑区内の数少ないアレルギー専門医として、主に小児を対象とした完全予約制のアレルギー外来を開いています。 ★ 当院の売りその1:食物アレルギー診療 院長は小児アレルギー診療を専門としており、特に一番得意な食物アレルギーに関しては十日市場地域のみならず横浜市緑区および周辺地域の方を診療させていただいています。  食物アレルギーに関しては少しでも食べておいた方が治りが良い、逆に食べないと治らないどころか食べられなくということが分かりつつあります。一方、リスクの高い方、例えばたくさん食べるとゼーゼーするなど強い症状が出る患者さんががどのタイミングでどのくらい食べれば良いか、というさじ加減はまだ専門家の領域ですので是非当院で御相談下さい。  また、最近では乳児湿疹やアトピー性皮膚炎が食物アレルギーやダニアレルギーにかなり悪さをすることが分かってきたので、食物アレルギー予防のためにも赤ちゃんの肌荒れにも積極的に対応しています。食物アレルギーが出てからでも当院では専門病院に準じた対応が可能ですが、長年多くの食物アレルギーの患者さんを診療してきた立場からすると「食物アレルギーは予防できるに越したことはない」です。  赤ちゃんの肌荒れが気になるようでしたら是非早めに近くの先生を受診してください。十日市場周辺地域の方でしたら是非当院にお越し下さい。まず赤ちゃんのお肌をつるつるに、きれいにしましょう。 ★ 当院の売りその2:乳児湿疹、小児アトピー性皮膚炎診療 お子さんの乳児湿疹、アトピー性皮膚炎の治療も積極的に行っています。  特に最近、赤ちゃんの乳児湿疹やアトピー性皮膚炎を良い状態に保つことで将来、多くのアレルギーを予防出来ることが分かってきました。ただ皮膚の状態を良くして親子共々余計な苦労をしなくて済む(QOLを上げる)だけでなく、食物アレルギーやダニアレルギーを予防するために赤ちゃんの皮膚は積極的に丁寧に治療させていただいております。  またお薬を処方するのが目的ではなくお子さん方の皮膚の状態を良くする、良い状態を保つのが当院の治療の目的です。よってステロイドの塗り薬などをただお出しするだけでなく、使い方の説明やスキンケアについての説明もなるべく行っています。  上記のように赤ちゃんの湿疹、アトピー性皮膚炎は徹底

当院受診に関してのポイント集:一般診療(2020年5月)

 十日市場こどもクリニックは「十日市場の小児科クリニック」です。また、「小児アレルギー専門クリニック」でもあります。  当院の診療時間の大半は一般診療外来を行っています。  ここでは一般診療について記載しておきます。 ★ 一般診療は当日予約、予約優先です。 風邪の方やお子さんの体で気になるところがある方は気軽に受診していただいて結構です。更には小児アレルギー専門クリニックとして当院を初めて受診される方も対象に診療しています。  原則的に午前中は当日7時半から予約開始、9時半から12時まで診療を行っています。ただし火曜日のみ10時半から12時までの診察になります。  月水金の午後は当日正午から受付開始、16時から18時半まで診療を行っています。  ※2020年5月現在、新型コロナウイルス感染症流行に伴い時間の変動があります。一般診療の開始・終了時間は当日の予約システムからご確認をお願い申し上げます。  また、一般診療外来は「順番予約をお取りいただいた方を優先して」診察させていただいています。受診していただいた患者さんにはしっかり質を落とさず診療したいからです。  開院当初はそうでもなかったのですが、おかげさまで以前より順番予約が埋まることが増えてきたので、 受診をご希望される方は早めに順番をお取りいただくことをお勧めします。 予約の順番が取れてご来院いただれば責任を持って診察させていただきますので、「こんなことで受診して良いのか」と迷うくらいでしたら順番予約だけは頑張ってとっていただいたうえ、是非気軽にご来院下さい。 ★ 若い順番が取れた方は少し早めにご来院ください。 順番予約をお取りいただいた場合、早めの順番が確保出来た方は少し早めにご来院いただけると助かります。 午前、午後とも早めの受付順番が取れた方(5番目程度までが目安です)はお知らせメールが送信されないことがありますのでご了承ください。  現状では早い時間は意外とすいていると思っていたら、例えば午前11時過ぎや午後6時頃から一気に患者さんが押し寄せて待合室がいっぱいになり待ち時間も一気に増えることが多いです。  なお、診察の順番になってもいらっしゃらない場合は勝手ながら後回しにさせていただくことがあります。その場合、患者さんの診療内容によっては数十分単位でお待たせすることがあ

新型コロナウイルス感染症流行に伴う皆様へのご連絡(その2)

 今日は。  暦はゴールデンウィークであり、当院も休診させていただいております。  世間では新型コロナウイルス感染症の勢いが未だ収まっていないため、自宅で過ごされている方も多いのではないかと存じます。  今回は前回に引き続き、皆さんにお知らせしたい事柄をいくつか記載しておきます。 ★ 乳児健診や予防接種は「必ず」適切な時期に受けて下さい! 最近乳児健診や予防接種の受診控えの話しを耳にします。  確かに新型コロナウイルス感染症はお子さんがかかっても問題ない、安心とは言えない病気です。お子さんでもごく一部の方はかかって命に関わる状況になっているのは事実です。  しかしお子さん方にとって新型コロナウイルス感染症にかかる、重症化する確率と重症度に比べると乳児健診を受けることにより適切な時期に適切な対応を取ること、予防接種を適切な時期に行い病気のうつし合いを防ぐことの方がはるかに大切なことです。  乳児健診や予防接種は「不要不急の外出」には当てはまりません!  新型コロナウイルス感染症が怖いからといって乳児健診や予防接種を控えることの方がお子さん方にとってははるかに危ないことであり、結果的に本人が後遺症を一生背負い生きていくことになったり親御さんも一生後悔しながら生き続けることになりかねません。  脅かしてしまって恐縮ですが、実際に予防接種で防げるはずの病気で命を落としたり乳児健診で早期対応出来る病気の見逃しで後遺症が残ってしまった患者さんたちを目の当たりにしてきたので、乳児健診や予防接種で防げるはずの病気は防ぐことは非常に大事だと考えております。  ご存じの方も多いとは思いますが、当院では風邪のかたがいらっしゃらない早めの時間帯に午前午後とも健診、予防接種を設定しているため風邪のうつし合いの心配は無用です。  (発熱があったり咳が出たりなど体調不良の方は当日でも良いのでキャンセルしていただいた上一般診療をのご予約、受診をお願い申し上げます。)  付け加えると4月以降保健所で4ヶ月、1歳6ヶ月、3歳健診を行っていないこともあり今後の状況次第では「一気に」健診および予防接種の枠が埋まってしまう可能性が出てきています。  可能な方は早めに健診、予防接種を済ませておくことをお勧めします。 ★ ご本人およびご家族の周囲で新型コロナウイルス感染症