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当院受診に関してのポイント集:まとめ(2023年5月)

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当院受診に関してのポイント集:一般診療(2023年5月)

   十日市場こどもクリニックは「十日市場の小児科クリニック」「十日市場にある(小児)アレルギー専門クリニック」です。  ここでは風邪をひいていない方の当日診察、一般診療について記載しておきます。  まだ 当院受診に関してのポイント集:まとめ(2023年5月) をご覧いただいていない方は必ずこちらもご参照ください。 ★ 一般診療は現在「風邪をひいていない方」の診察時間としております。  発熱・感染症外来を設置したため当院では現在、 一般診療の時間帯は「風邪を引いていない人の診療時間」として診療を行っています。  受診出来る方は過去48時間以内に37.5℃以上の発熱、咳嗽、頭痛、咽頭痛、下痢症、嘔吐が「ない」お子さんと親御さんです。   Web問診 を入力された際に「 本日はアレルギー外来、一般診療等ではなく発熱・感染症外来を受診してください 」という表示が出た場合にはお手数をおかけしますが 一般診療の予約を取り消していただき、改めて発熱・感染症外来の予約をお取り下さい。  そのまま予約が残っていても勝手ながら当方で(原則メールをお送りした上)予約を取り消させて頂きます。  メールに気がつかずご来院いただいても他の患者さんに風邪・感染症をうつしてしまう可能性があること、先に予約をお取りいただいた患者さんとの公平性を保つため診察をお断りしております。  たまにですがお子さんが咳をしているのを親御さんが認識しているのに Web問診 で咳が出ていないことにしたうえ 事前の 連絡、問合せなしで 一般診療の時間にご来院される方も残念ながらいらっしゃいます。そういう方には 他の患者さんに風邪をうつさないためにもアカウント停止も含めて厳しめの対応をさせていただいております。  当院では喘息で定期通院をされている方も確かにいらっしゃいますが、発作による咳が出ている方は風邪をひいていることが多いため原則的には発熱・感染症外来で対応させていただいております。  一方、鼻水に関してはあえて基準に入れておりません。当院はアレルギー科でもあり、アレルギー性鼻炎により鼻水が続く方も多数ご来院されるからです。風邪だとしても症状が鼻水だけであれば比較的うつしあいのリスクは低いだろうと判断しています。  ただし新型コロナウイルス感染症の感染状況が落ち着くまでの間、念のため当院での鼻吸引は中止しておりま

当院受診に関してのポイント集:発熱・感染症外来(2023年5月)

    十日市場こどもクリニックは「十日市場の小児科クリニック」です。また、「小児アレルギー専門クリニック」でもあります。  ここでは風邪をひいている方の当日診察、「発熱・感染症外来」について記載しておきます。  まだ 当院受診に関してのポイント集:まとめ(2023年5月) をご覧いただいていない方は必ずこちらもご参照ください。 ★ 発熱・感染症外来は現在「風邪をひいている方」の診察時間としております。  当院に受診してくださる多くの風邪を引いていない患者さんやスタッフを新型コロナウイルスを含めた病気のうつし合いから守るため、当院では現在一般診療の他に風邪をひいている方の診療時間、すなわち 「発熱・感染症外来」の時間帯を設定し、時間を分けて診察しています。   受診の対象となる方は「過去48時間以内に37.5℃以上の発熱、咳嗽、頭痛、咽頭痛、下痢症、嘔吐があるお子さん」です。  発熱・感染症外来の時間帯も患者さんどうしの病気のうつし合いを防ぐべく当院としては留意して診察をしておりますのでご安心下さい。  一般診療を受診するか発熱・感染症外来を受診するか迷った場合は診療時間中、診察前に予めお問い合わせ頂けると助かりますが、そのまま発熱・感染症外来を受診していただくのは構いません。  発熱・感染症外来で受診していただいたけれど一般診療でも対応可能な症状だった場合は診察時に「この症状なら次回は一般診療でも大丈夫ですよ」となるべくお話しさせていただきます。  ※上記条件に当てはまる親御さんは内科を受診してください。現在大人の風邪症状の方の診察は停止しております。  なお現在、新型コロナウイルス感染症の確定者は当院では診察をしておりません。疑いのある方の抗原検査は行っていますが、検査キットをお渡しして自宅で検査をしていただく方もいらっしゃいます。  既に 手元に新型コロナウイルスの迅速抗原検査キットがある方は是非使用していただき、結果を確認してください。  陰性の場合はそのままご来院いただいて構いませんが、 陽性の場合は当院を受診せず、まず「横浜市新型コロナウイルス感染症コールセンター:045-550-5530」(24時間対応)にご連絡ください。 ★ 発熱・感染症外来の診療時間  発熱・感染症外来の診療時間の大まかな設定は以下の通りです。  平日の午前:11:15〜12:00

十日市場こどもクリニック受診に関してのポイント集:乳児検診、予防接種(2023年5月)

   ここでは当院の乳児健診・予防接種に関する注意事項を記載しています。  まだ 当院受診に関してのポイント集:まとめ(2023年5月) をご覧いただいていない方は必ずこちらもご参照ください。 ★ 初めて当院の乳児健診や予防接種を受けられる方は 当院HPの「予防接種と乳幼児健診」ページ もご参照ください!迷ったら気軽にご相談ください!  特に最近の予防接種のスケジュールは複雑になっています。  より多くの病気を予防接種により防げるようになってきたのは間違いなく医学の進歩でありお子さんにとっても間違いなく良いことですが、親御さんにとってはそれだけわかりにくい、混乱しやすい状況になってきています。  予防接種のスケジュールについては 当院HPの「予防接種と乳幼児健診」ページ でも解説しておりますのでまずはそちらをご参照ください。  当院の予防接種予約では2ヶ月から5ヶ月までに接種するワクチンのセットを作成してあります。そちらを選んでいただくと分かりやすいと思います。  また、1歳過ぎでは不活化ワクチンセットを選んでいただき、1週間以上後に生ワクチンセットを選んでいただくと分かりやすいです。(逆の順でも良いです)   ご参照いただいても打つ順番や適切なタイミング、適切な組み合わせが分からない場合、迷う場合はご遠慮なく診療時間中に電話で御相談いただいても構いません。  当院HPや公的機関の予防接種に関する情報をご覧になられずご相談もされず親御さんが自己判断された結果、当院としてはかなり珍しいタイミング、組み合わせで予防接種のご予約をなされる方がたまにいらっしゃいます。そういう方は結果的に希望されたワクチンを接種できなかったりその後のワクチンスケジュールの組み立てが大変になる方が多いです。   予防接種に関しては迷ったら気軽に電話でご相談いただいた方が無難です。  ただし、話が複雑すぎるなどの理由でお電話での説明が難しい場合は受診していただき、直接対面形式で相談させていただくこともあります。 ★ 当院の乳児健診・予防接種は事前予約制です。  現時点では60日前から前日まで Web予約 で事前に予約を取れますので、状況次第では「次の次」の予約まで入力が可能です。  当院の乳児健診・予防接種の予約はインフルエンザワクチンを接種する時期、10月から12月までが大変混み合います。この

十日市場こどもクリニック受診に関してのポイント集:アレルギー外来(2023年5月)

   当院、十日市場こどもクリニックでは横浜市緑区内の数少ないアレルギー専門医として、主に小児を対象とした完全予約制のアレルギー外来を開いています。  まだ 当院受診に関してのポイント集:まとめ(2023年5月) をご覧いただいていない方は必ずこちらもご参照ください。  以下長文ですが、前半に当院のアレルギー診療の特徴を書いています。  後半にアレルギー外来受診の段取り、注意点などについて記載しています。 ★ 最初に:まず赤ちゃんの皮膚をきれいにしよう!!  この数年で⾚ちゃんの肌荒れ(乳児湿疹、乳児アトピー性皮膚炎)と⾷物アレルギーの間に強い関係があることが分かってきました。  ⾚ちゃんの⽪膚が荒れていると、そこから⾷べ物やダニなどが⼊ってきてしまい、将来のアレルギーの元になることが分かってきました。  今までだと⾚ちゃんの肌が荒れているのはある程度しょうがない、⾚ちゃんの肌には⽯けんを使わなくて良い、ステロイドはなるべく使わずに様⼦を⾒ることが多かったように⾒えます。  その結果として放置された肌荒れは、将来⾷物アレルギーや気管⽀喘息、アレルギー性⿐炎などが次々と出てしまうアレルギーマーチの元になってしまう、そしてお⼦さんがずっとアレルギーで困り続ける可能性が⾼いのです。   肌荒れが気になる⾚ちゃん、乳児湿疹がある⾚ちゃんはなるべく早い段階(出来れば3〜4ヶ月まで)に、正しいスキンケア、必要な場合はステロイド外用薬も使った治療を開始し、お肌をつるつるに保つ事が大切です。  2023年3月には乳児アトピー性皮膚炎(乳児湿疹)を早期に適切に治療すると卵アレルギーが発生率が25%下がるというデータが発表されました。興味を持たれた方はPACI studyで検索していただけると大まかな情報が公開されています。  そして、お肌をつるつるに保ったうえ離乳⾷を⼯夫することにより⾷物アレルギーが防げるかもしれないということも分かってきています。興味のある⽅は petit study で検索していただけると大まかな情報が得られます。  食物アレルギーが出てからでも当院では専門病院に準じた対応が可能ですが、長年多くの食物アレルギーの患者さんを診療してきた立場からすると 「食物アレルギーは予防できるに越したことはない」です。  ⼼当たりのある⾚ちゃんの親御さんは、是⾮気軽に当院や近く

よくある質問:血液型を知りたいのですが?

今日は。 昨年もそうでしたが今年も2月末から明らかにすぎ花粉が飛び出しました。 そしてインフルエンザA型や他の風邪、胃腸炎の患者さんもそこそこいらっしゃるため、当院の予約はかなり混んでいます。 当日予約開始後1分以内に枠が埋まっている光景もよく見かけます。 当日予約(一般診療、発熱・感染症外来)で当院受診を希望される方はお手数をお掛けしますが予約開始後速やかにWeb予約をお取りいただき、ご来院前には必ずWeb問診の入力をお願い申し上げます。 さて、採血時に時折「血液型も一緒に知りたいのですが」という要望をいただくことがあります。 以下、当院としての考え方を記載しておきます。 (病院、クリニックによって方針が違う可能性はあります) 確かにお子さんの血液型に興味を持たれる方も多いとは思いますしそのお気持ちは十分に理解出来ます。 血液型の検査に関してはさほど採血量は必要ありませんのでアレルギー検査など他の検査のついでであれば採血前に仰っていいただければ承ることは可能です。 採血直後に専用の容器に血を保管して検査出来るようにします。 採血後に血液型検査希望と仰られる方もいらっしゃいますが、他の容器に血液を移し替えることは出来ないので残念ながら不可です。 ただし、赤ちゃんの場合は検査の結果に信用が出来ずうそをついてしまう可能性があるため、当院では少なくとも1歳未満の方には血液型の検査を行いません。 また、血液型の検査費用は保険適用にはならず、自己負担(自費)になります。 一方、医学的に血液型が必要となるのは輸血が必要な場合です。 輸血する際に血液型を間違えるとそれだけで致命的な状況になります。 よって実際に輸血が必要な状況であれば、「絶対に」その直前に本人を検査して血液型を確認します。 親御さんがお子さんの血液型を間違って覚えている場合もありますし(当院でも経験があります)事前に知っておく必要はありません。 蛇足ですが昔のドラマであったような「家族、親類からの輸血」はかえって危険性が増す(GVHDのリスクが増す)ため現代では行われないようになっています。 なので、当方では原則的に血液型検査は不要と考えているためお勧めしませんし、採血前に特別なお話しはしておりません。 1歳以上の方で親御さんからお申し出があった場合には「血液型占いに使う以上の意味は全くありませんし多少お金はかか

当院の「一般診療」「発熱・感染症外来」についてよくある質問です。

 今晩は。 最近は寒くなったり暖かくなったり気候の変化があります。 まだインフルエンザも流行っていますし、そろそろスギ花粉が本格的に飛び出す時期です。 皆さんも健康管理にはくれぐれもお気をつけください。  さて、今回は当院の「一般診療」「発熱・感染症外来」についてしばしばお伺いする質問について書いておきます。  新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、当院では当日予約の診療枠を「一般診療」と「発熱・感染症外来」に分けています。  当院では以前から「アレルギーの相談で受診したいのですが、風邪を引いていないのに風邪の人と一緒に診察を受けたくないのですがどうすれば良いのでしょうか」という問合せを沢山いただいておりました。  そのお答えとして現在のシステムにしています。  まず一般診療の時間帯は「風邪を引いていない人の診療時間」として診療を行っています。   一般診療の受診出来る方は過去48時間以内に37.5℃以上の発熱、咳嗽、頭痛、咽頭痛、下痢症、嘔吐が「ない」お子さんと親御さんです。  例えば赤ちゃんの肌荒れ、便秘、その他の相談はこの時間で承ることが多いです。   ★よくある質問1:鼻水が出ているんだけど発熱、咳はありません。発熱・感染症外来受診の方がいいですか?  →鼻水だけで熱や咳が無い場合は風邪であってもさほどうつし合いの危険性は高くないと判断しています。また、3歳以上では普通に花粉症やアレルギー性鼻炎で鼻水が出る方もいらっしゃいます。  よって 当院では「鼻水だけ」の方は一般診療で診察を行っています。  ★よくある質問2:予防接種で来たんですけどいつもの保湿剤もらえませんか?  確かに肌荒れに対して保湿剤は一般診療、ないし発熱・感染症外来で受診された方に処方しています。  しかし 乳児検診や予防接種と一般診療や発熱・感染症外来ではシステムが違います。  以前詳しく記載した こちらの記事 をお読みください。  そして 発熱・感染症外来ですが過去48時間以内に37.5℃以上の発熱、咳嗽、頭痛、咽頭痛(のどの痛み)、下痢、嘔吐が「あった」お子さんを対象としています。  当然ながら発熱・感染症外来の時間にご来院いただいた患者さんどうしで病気のうつし合いがなるべく起きないように当院でも色々気を付けています。怖がらずにご来院いただければと思います。   ★よくある質問3:少し