今晩は。
ようやくスギ花粉の飛散が終わりヒノキ花粉の飛散も終わりつつあります。
院長もスギ・ヒノキの花粉症持ちですがゴールデンウィーク中は花粉を気にせず過ごせています。
ただ、ゴールデンウィークを過ぎても目がかゆい、鼻が詰まるというお子さんは原因を確認したり治療をするために当院のようなアレルギー科、ないし耳鼻科の受診をお勧めします。
得てして鼻が詰まっているのは症状が出づらいため、その状況に慣れていて実は生活の質が落ちているのに気づいていないというお子さんや親御さんが非常に多いです。
お子さんの様子が気になる場合は当院のWeb予約をお取りいただきWeb問診を入力したうえ受診していただければアレルギー性鼻炎があるのかどうか、治療が必要かどうかなど相談が可能です。
是非気軽に受診なさってください。
さて、当院は2016年5月6日に開院しました。
本日は2025年5月6日、おかげさまで当院は9周年を迎えることが出来ました。
あと1年で10周年なのでその際にも改めて書くかも知れませんが、9周年を迎えた雑感を記しておきます。
開院してから10年近く経過して当院をとりまく色々な状況が変わってきました。
最初は患者さんが少なかったのもあり気軽に受診してください、というスタンスだったのですが、おかげさまで当院を受診してくださる患者さんが増えてきて効率的・効果的に診察をしないと当院を受診出来ない方が増える一方だったためWeb予約、Web問診を必須とさせていただきました。
他にもコロナ禍の影響も受けつつ予約枠の区切り方や時間帯の配分なども開院当初とは少しずつ変えてきました。
最近では金曜日午後の予防接種の時間帯を午後4時台に変更し、小学生でも予防接種が受けやすい時間帯を設けるなどの試みをしております。
また以前より希望が多かった土曜日午前のアレルギー外来枠を設定し、共働きの家庭で定期通院が必要なお子さんでも継続しやすいように修正しました。
(ただし土曜日午前は比較的休診になりやすいのと既にパンク気味なので、平日に受診出来る方はなるべく平日に受診していただいた方が無難です。)
今後も社会状況や多くの患者さんのニーズを確認しながら出来る範囲内で柔軟に対応していくつもりです。
そして引き続き当院を受診してくださるなるべく多くの患者さんに対して質の高い医療を提供し続けるようにスタッフ一同努力、改善を続けていく所存です。
ただし当院をとりまく環境に対して懸念していることもあります。
現時点で一番気にしているのは物価・賃金上昇に対して診療報酬が十分に上がらないことでしょうか。
この件は色々思うところがあるので(途中まで原稿を作ったのですが)別の機会にアップさせていただきます。
以下蛇足ですが院長自身の近況も少し記載しておきます。
昨年はゴールデンウィークに豪快にお休みをいただきましたが、今年は暦通りのお休みをいただきました。
今年のゴールデンウィークは大半の時間をeラーニングに費やしていました。
日本小児科学会関連の1個につき1時間以上ボリュームがある壮大なeラーニングを10個以上ひたすら聴講しては理解度確認テストを受け、某一般資格対策のeラーニングを2科目ほどひたすら聴講しては確認テストを受け、という日々を過ごしておりました。
あとは某学会で作成している小児アレルギー分野のeラーニングの問題の修正もしておりました。
eラーニングを作る側の立場としても本気で受講する経験は色々役に立ちそうです。
(とりあえず動画は長すぎない方がいいですね、、、あと内容を理解出来ればいいので1.5倍速設定とか出来ると親切ですよね、、、ブツブツ)
頭をそこそこ使いつつ体は休めましたが目はかなり疲れたようです。
また院長はこの1年で院外の仕事が増えてきました。
まず医師会や某学会関連の仕事、運営に裏方として関わることが徐々に増えてきました。
日々当院を受診してくださる患者さんの診療を真剣に行うことも非常に大事なのですが、医師会や学会の仕事で間接的に日本全体の小児医療の下支えをすることも非常に大事な仕事だと考えています。
また今年は久々に学会発表も再開します。今のところ3つ発表・登壇が確定しています。
そして学校の教職員を対象としたアレルギー対応研修などもこっそり?行っています。
今後も皆様により良い医療を提供するために他の小児科医、そして他業種の小児の医療や保健に関わる方とも積極的に関わり学びあい続けるつもりです。
ということで開院10周年に向けて、またその先に向けて引き続き精進致します。
今後とも十日市場クリニックをよろしくお願い申し上げます。
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