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子どもの発熱で受診する目安とWeb問診のお願い

こんにちは。 お子さんが熱を出すと、「すぐ受診した方がいい?」「もう少し様子を見てもいい?」と迷われることが多いと思います。今回は、 子どもの発熱で受診する目安 と、当院からの Web問診のお願い についてまとめておきます。 発熱そのものより「全身の様子」が大切です 熱の高さだけで重症度が決まるわけではありません。40度近い熱でも比較的元気なこともあれば、それほど高くなくてもぐったりしていて心配なこともあります。 受診を急ぐかどうかは、熱の数字よりも 「水分が取れているか」「機嫌・元気はどうか」「呼吸は苦しくないか」 といった全身の様子で考えていただくのがポイントです。 早めの受診・相談をおすすめする目安 生後3か月未満の発熱(38度以上)は、月齢が低いほど早めの対応が必要です 水分が取れず、おしっこが半日以上出ていない ぐったりして元気がない、呼びかけへの反応が鈍い 呼吸が苦しそう、肩で息をしている、呼吸が速い けいれんを起こした 強い頭痛、繰り返す嘔吐、首を痛がる 発疹が出てきた、顔色や唇の色が悪い 熱が4〜5日以上続く、いったん下がった熱が再び上がった 反対に、熱があっても水分が取れていて、機嫌よく遊べる時間があり、眠れているようであれば、あわてず日中の診療時間に受診していただいて問題ないことが多いです。 判断に迷うときは、後述の電話相談(♯8000・♯7119)もご活用ください。 受診のときに伝えていただきたいこと 熱が出始めた日時と、これまでの熱の経過 熱以外の症状(咳、鼻水、のどの痛み、嘔吐、下痢、発疹など) 水分・食事・睡眠・おしっこの様子 保育園・幼稚園・学校やご家庭での流行状況(同じ症状の人がいるか) これまでにかかった病気、持病、飲んでいるお薬(お薬手帳をご持参ください) 解熱剤を使ったか、使ってどうだったか 当院からのお願い:Web予約とWeb問診の入力を 当院は完全予約制です。受診の際は必ず Web予約 をお取りいただき、あわせて Web問診 の入力をお願いいたします。 受診前にWeb予約で診察時間を分けることで、かぜなどのうつし合いをできるだけ減らすようにしています。また、上に挙げたような情報をあらかじめWeb問診に入力していただくことで、当日の診察がスムーズに進み、伝え忘れも防げます。 発熱で受診される際も、症状の経過をWeb問診に入...
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子どもの咳が長引くときの考え方と、受診の目安

 こんにちは。 横浜市緑区・十日市場周辺の保護者の皆様、いつも当院をご利用いただきありがとうございます。 季節の変わり目には、「咳がなかなか止まらない」とご相談に来られるお子さんが増えます。今回は、 子どもの咳が長引くとき の考え方と、受診の目安についてまとめておきます。 子どもの咳は、長引くことがよくあります かぜ(ウイルス感染)のあとの咳は、ウイルスそのものがいなくなった後も、しばらく続くことがあります。1回かぜをひくと2〜3週間咳が続き、治りかけにまた次のかぜをもらって、結果として咳が1ヶ月以上続いているように見える、ということも珍しくありません。 多くは自然に軽快しますが、なかには治療が必要な咳もあります。下のような様子があるときは、一度受診してご相談ください。 受診をおすすめする咳のサイン 咳が2〜3週間以上続いている 夜中や明け方に咳き込んで目を覚ます、咳で吐いてしまう 「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という呼吸の音がする 走った後や笑った後、泣いた後に決まって咳き込む かぜをひくたびに、咳だけが長く残る 発熱をともなう咳が数日以上続く、いったん下がった熱が再び上がった 犬が吠えるような「ケンケン」という咳や、息を吸うときにヒューと音がする 長引く咳の背景には、ぜんそく(気管支喘息)やアレルギー、副鼻腔炎、百日咳やマイコプラズマなどの感染症が隠れていることもあります。咳のパターンや経過が、診断の手がかりになります。 受診のときに伝えていただきたいこと 咳が始まった時期と、これまでの経過(だんだん良くなっているか、変わらないか) 咳の出る時間帯(夜間・明け方・運動後など) 発熱の有無と、熱の経過 保育園・幼稚園・学校や、ご家庭で同じような症状の人がいるか(流行状況) これまでに処方されたお薬と、効き目(お薬手帳をご持参ください) ぜんそくやアレルギーの既往、ご家族のアレルギー 咳き込んでいるとき・ゼーゼーしているときの様子を動画で撮っておく と、診察時に症状が落ち着いていても状態が伝わり、診断の助けになります。 受診の際は必ずWeb予約をお願いします 当院は完全予約制です。受診の際は必ず Web予約 をお取りいただき、あわせて Web問診 の入力をお願いいたします。初めての方もWeb予約から登録できます。 長引く咳でぜんそくが疑われる場合などは、継...

当院の周辺で手足口病が流行してきました!

  手足口病について こんにちは。十日市場こどもクリニックです。 これからの季節、保育園や幼稚園で「手足口病(てあしくちびょう)」が広がりやすくなります。 例年、夏に流行のピークを迎える感染症で、2026年も全国的に患者数が増えてきています。 当院近隣の保育園でも明らかに流行が始まったようです。 今回は、手足口病の症状やご家庭での過ごし方、登園の目安などについて、当院からご説明します。心配なことを一つでも減らすお手伝いになればと思います。 手足口病とは 手足口病は、エンテロウイルスやコクサッキーウイルスなどによって起こる、ウイルス性の感染症です。 その名のとおり、手のひら・足の裏・口の中などに、小さな水ぶくれのような発疹(水疱)が出るのが特徴で、おしりやひざに出ることもあります。 (今年はおしりやひざ、ひじのあたりに発疹が出る患者さんが多い印象です) 主に5歳以下の乳幼児にみられますが、年長のお子さんや大人にうつることもあります。多くは数日から10日ほどで自然に軽快していく経過をたどります。 どんな症状が出るのか 手・足・口の中などの水ぶくれ、発疹 発熱(出ないこともあります。多くは高くても38℃前後です) 口の中の発疹による痛みで、食欲が落ちる・機嫌が悪くなる 口の痛みのため、よだれが増える 発疹は痛がゆいこともありますが、強いかゆみは比較的少ないとされています。 また、発症から数週間〜1か月ほど経って爪が一時的にはがれることが知られていますが、多くは自然に新しい爪へ生え替わっていきます。 うつり方と予防 手足口病は感染力が強く、次の経路で広がります。 飛沫感染:せきやくしゃみのしぶきを吸い込む 接触感染:ウイルスのついた手で口や目を触る 糞口感染:便に出たウイルスが手などを介して口に入る(症状が治まった後も、便には数週間ウイルスが出続けるとされています) ご家庭でできる予防 外出後・食事前・トイレ後・おむつ交換後の石けんでの手洗い タオルの共用を避ける おむつ交換後の手洗いを、特にていねいに おうちでの過ごし方 手足口病そのものに効く抗ウイルス薬はなく、症状をやわらげながら回復を待つのが基本となります。ご家庭では次の点に気をつけてあげてください。 いちばん大切なのは「水分」 口の中が痛いと、食事や水分を嫌がりがちです。脱水を防ぐことがもっとも大切です。 ...

おうちの方の風邪症状・胃腸炎症状も、お子さんと一緒に受診できます!

 こんにちは。 梅雨入りが近づき、蒸し暑い日が続いております。 気温差や湿気で体調を崩しやすい時期ですので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。 さて、小さなお子さんの看病をしていると、数日後に保護者の方が同じような症状になってしまうことはよくあります。 お子さんの風邪や胃腸炎は、ご家庭内でどうしてもうつりやすいものです。 そして保護者の方は、お子さんの受診を優先して、ご自分の受診を後回しにしがちです。 「自分のためだけに、別の病院をもう一度受診するのは大変…」という声もよくお聞きします。 今年1月のブログ記事 でもお伝えした通り、当院では お子さんと一緒に風邪や胃腸炎にかかってしまった保護者の方を、お子さんと一緒に診察しています 。 開院当初は保護者の方の風邪も一緒に診察していたのですが、コロナ禍で一時中止していました。現在は以前のように再開しておりますので、改めてご案内いたします。 対象となる症状 鼻水、せき、のどの痛み、発熱などの 風邪症状 嘔吐、下痢、腹痛などの 胃腸炎症状 お子さんの診察の際に「実は私ものどが痛くて…」「昨日から私もお腹の調子が悪くて…」という場合は、どうぞ気軽にご相談ください。 お子さんと同じ感染症であれば、ご家族の症状の経過も診断の参考になります。 保護者の方の診察は「お子さんと一緒にご来院された場合」に限ります 保護者の方の診察は、 お子さんと一緒にご来院・ご受診される場合に限らせていただきます 。保護者の方おひとりでのご受診は承っておりませんので、ご了解ください。 なお、当院が責任を持って診察させていただく患者さんの全体像は以下の通りです(詳細は 「当院受診に関してのポイント集:まとめ(2026年1月)」 をご覧ください)。 中学3年生までのお子さん (気になることがあれば何でもご相談ください) お子さんと一緒に風邪や胃腸炎にかかってしまった保護者の方 (お子さんと一緒に受診される場合) 高校生以上で当院の受診歴(診察券番号)がある方 の風邪症状・胃腸炎症状 高校生以上で当院アレルギー外来に定期通院されている方 高校生以上でアレルギー専門医の受診を希望される方 (食物アレルギー、舌下免疫療法をご希望の花粉症・アレルギー性鼻炎) 一方で、当院は小児科・アレルギー科のクリニックですので、高血圧・糖尿病などの生活習慣病、健康...

子どもの花粉症はいつ小児科に相談する?(親御さんの治療も承ります)

こんにちは。 スギ花粉のシーズンはひと段落しましたが、実はこの時期こそ、花粉症対策を考えるのに良いタイミングです。 今回は、 子どもの花粉症はいつ小児科に相談すればよいか についてまとめておきます。 子どもの花粉症は珍しくありません 「花粉症は大人の病気」というイメージがあるかもしれませんが、近年は花粉症のお子さんが増えており、低年齢化も進んでいます。未就学のうちから症状が出るお子さんも珍しくありません。 次のような様子があれば、一度小児科でご相談ください。 透明なサラサラした鼻水、くしゃみ、鼻づまりが2週間以上続く 毎年、同じ季節に同じような症状が出る 目をかゆがる、しきりに目や鼻をこする 鼻づまりで、いびき・口呼吸・寝苦しさがある 鼻症状のせいか、日中ぼーっとしている、集中できない様子がある 「風邪が長引いているのかな?」と思っていたら花粉症やダニによるアレルギー性鼻炎だった、ということはよくあります。発熱がなく、透明な鼻水と目のかゆみが続く場合は、アレルギーの可能性を考えます。 相談するタイミングは3つあります 1. シーズン中:症状がつらそうなとき 症状が出ているときの様子は、診断の大事な手がかりです。我慢させずにご相談ください。お子さんの年齢や症状に合わせて、内服薬・点鼻薬・点眼薬で症状を和らげます。 2. シーズン前:毎年つらくなると分かっているとき 毎年症状が出るお子さんは、本格的な飛散が始まる前からお薬を開始することで、シーズン中の症状を軽くすることが期待できます。スギ花粉なら1月頃までにご相談いただくのがお勧めです。 3. シーズン後:来年に向けて体質から治療したいとき(今の時期です) 「毎年薬を飲んでいるけど、来年もまた同じことの繰り返し……」という方には、 舌下免疫療法 という選択肢があります。これは、花粉が飛んでいない今の時期にしか始められない治療です。次でご説明します。 舌下免疫療法という選択肢 舌下免疫療法は、アレルギーの原因(スギ花粉・ダニ)のエキスを含むお薬を毎日舌の下に投与し、原因物質に対する体の反応を変えていく治療法です。症状を一時的に抑えるお薬とは異なり、 アレルギーの原因に働きかける治療 で、健康保険が適用されます。 対象:スギ花粉症と、ダニによるアレルギー性鼻炎 年齢:お薬を1分間舌の下に保持できることが必要で、おおむね5歳...

「うちの子、喘息かもしれない」と心配なときに、小児科で相談するポイント

 こんにちは。 そろそろ梅雨の時期が近づいてまいりました。 梅雨の前後は、喘息(ぜんそく)の発作が出やすいシーズンです。咳き込みで受診されるお子さんも増えてくる時期ですので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。 さて、今回は 「うちの子、喘息かもしれない」と心配なときに、小児科で相談するポイント をまとめておきます。 こんな症状はありませんか 次のような症状があるときは、一度小児科でご相談ください。 咳が1週間以上長引いている 夜中や明け方に咳き込んで、目を覚ましてしまうことがある 呼吸のときに「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という音がする 走り回った後や大笑い・大泣きの後に咳き込む 風邪をひくたびに咳だけが長く残る 季節の変わり目(梅雨どき・秋など)や天気が崩れる前に調子が悪くなる 喘息の診断は、1回の診察だけで確定できるとは限りません。こうした症状の「繰り返し」のパターンが、診断の大切な手がかりになります。 診察で伝えていただきたいこと 1. 咳が出るタイミングと期間 いつから続いているか 1日のうちでいつ出るか(夜中、明け方、運動後、笑った後など) これまでに同じような咳を何回くらい繰り返しているか 2. 「ゼーゼー」の有無と、そのときの様子 呼吸の音(ゼーゼー、ヒューヒュー)に気づいたことがあるか これまでに医療機関で「ゼーゼーしている」と言われたことが何回くらいあるか 咳き込んでいるとき・ゼーゼーしているときの様子をスマートフォンで動画に撮っておく と、診断の大きな助けになります。受診時には症状が落ち着いていることも多いためです。音が分かるように撮っていただくのがお勧めです。 3. 生活への影響 咳で夜眠れていないことがあるか 咳やゼーゼーで保育園・幼稚園・学校を休むことがあるか 運動や外遊びを嫌がる・途中でやめてしまうことがあるか 生活への影響の程度は、治療の必要性を判断する重要な情報です。 4. これまでの治療歴 これまでに処方されたお薬と、効き目はどうだったか(お薬手帳をご持参ください) 吸入のお薬を使ったことがあるか、使って楽になったか 「気管支を広げるお薬で咳が楽になった」という経験は、診断の手がかりのひとつになります。 5. アレルギーの病気と家族歴 お子さん自身のアレルギーの病気(アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎な...

食物アレルギーのあるお子さんの園・学校生活

 こんにちは。 新年度が始まって2ヶ月ほどが経ち、新しい園や学校での生活に慣れてきたお子さんも多い時期かと思います。 体調管理にはくれぐれもお気をつけください。 さて、食物アレルギーのあるお子さんの保護者の方にとって、園や学校での給食・おやつは大きな心配ごとのひとつです。 今回は、 食物アレルギーのあるお子さんが園・学校生活を安全に送るために知っておいていただきたいこと をまとめておきます。 園・学校での対応は「生活管理指導表」が基本です 保育園・幼稚園・学校で食物アレルギーの対応(給食の除去など)を受けるには、医師が記載する 「生活管理指導表」 の提出が基本となります。 保護者の方の申告だけではなく、医師の診断に基づいて園・学校が対応する仕組みになっており、原則として 毎年の更新(提出) が必要です。 また、園や学校の給食では、ご家庭と違って「少しだけ食べる」という細かい調整が難しいため、 食品ごとに「除去する」か「解除する(みんなと同じものを食べる)」かのどちらかで対応する のが基本です。 だからこそ、ご家庭でどこまで食べられるようになっているかを医師が正確に把握し、除去が本当に必要な食品だけに絞っていくことが大切になります。 毎年の更新は「除去を見直すチャンス」です 子どもの食物アレルギーは、成長とともに食べられるようになっていくことが多い病気です。 「去年と同じ内容でそのまま更新」を繰り返していると、本当は食べられるようになっているのに除去を続けてしまっている、ということが起こり得ます。 当院では正確な診断に基づく 「必要最小限の除去」 を基本方針とし、必要に応じて外来での経口食物負荷試験を行いながら、食べられる範囲を一緒に確認しています。 生活管理指導表の更新のタイミングは、除去解除に向けて診断を見直す良い機会です。ぜひ更新のたびにご相談ください。 生活管理指導表をご希望の方へ:提出期限の1週間以上前にご来院ください 当院では、生活管理指導表などの「診断書」を発行しています。アレルギー専門医の立場から、詳細な問診や適切な検査を行ったうえで記載いたします。 ただし、診察当日にその場ですぐ発行できるとは限りません。 提出期限の1週間以上前 を目安に、余裕をもってご来院ください。 受診の際は必ず Web予約 をお取りいただき、あわせて Web問診 の...